今年の東京には、もう、きゅうりの旬はこないかも?
毎年、七十二候「鷹乃学習」の時期を、勝手に「夏菜熟」に代えて、夏野菜の旬到来の目安にしている私ですが、今年は、その代表格「きゅうり」が全然安くなりませんっ!
もう旬は来ないのか?
ちなみに、6月中旬ころからいい感じで花咲かせ⇒実を結びつつああった東北の母の裏庭。
今年はそれが豊作で食べきれないとかで、ああ、たぶんこんな風?
もうみそ汁の具にまで活用しているんだとか…。
7月に入った途端にそんなことを愚痴ってましたが、無駄に都会に住む身としてはうっ、うらやましいっ!
しかたないので、1本50円のきゅうりをしぶしぶと買う。
とりあえず、これが今現在のご近所の底値。
こんな、表面のとげが摩耗した生きの悪そうなきゅうりがねぇ…。
まずは、薄く切って断面を見て楽しんで(←やけ気味?)
この切り口観察は、毎年の個人的なお約束。
実は、「江戸人は、きゅうりは必ず斜めに切った」っていうか、輪切りにすることは大きな不敬。
というのも、じーっとみると徳川の葵のご紋と似てるから…なんだって!
と聞けば、なんだか毎回輪に切って観察したくなるというもの。
平成の私は、きゅうりを斜めに切ることが稀です(笑)。
確かにねぇ。葵のご紋に似てなくもない…かもな。
さあて、塩で揉んで…。
この美しい緑色を堪能するのもちょっと好き。
うーん、いい色です。
きゅりのサンドイッチ…もどきがおいしい。
よーく塩もみしたら、デイルを少々。
食パンに、レモン汁でのばしたマヨネースを薄く塗って、きゅうり+ディル。最後に胡椒をふって、パンをくるりとまきます。
ハムもチーズも何も入れないのが、個人的にはいちばんおいしいと思う。
さあて、塩もみの残りは、ジップロックに入れて、冷蔵庫へ。
あとで、ジャガイモをほくほくに茹でて、ハムときゅうりでポテトサラダにしょうか?
小腹がすいたら、また、サンドイッチというのもいいかもね。
というか、浅漬けにしたり、味噌をつけてそのままかぶりついたりで大量消費したいんですが…。
うーん。豊作の裏庭を持つ母がかなりうらやましい夏。
◆今日は、2016年7月25日/旧暦6月22日/水無月戊申の日/月齢20.7日
◆日の出4時44分 日の入18時51分/月の出22時16分 月の入9時59分