勝手七十二候「夏菜熟」の時期がすぎても安くならないきゅうりのやつめ!しかたないのでもう食べます。/7/25=旧6/22・戊申

今年の東京には、もう、きゅうりの旬はこないかも?

毎年、七十二候「鷹乃学習」の時期を、勝手に「夏菜熟」に代えて、夏野菜の旬到来の目安にしている私ですが、今年は、その代表格「きゅうり」が全然安くなりませんっ!
もう旬は来ないのか?

ちなみに、6月中旬ころからいい感じで花咲かせ⇒実を結びつつああった東北の母の裏庭。

きゅうりの花20160714

今年はそれが豊作で食べきれないとかで、ああ、たぶんこんな風?

ふくしまのきゅうり

もうみそ汁の具にまで活用しているんだとか…。
7月に入った途端にそんなことを愚痴ってましたが、無駄に都会に住む身としてはうっ、うらやましいっ!

しかたないので、1本50円のきゅうりをしぶしぶと買う。

とりあえず、これが今現在のご近所の底値。

きゅうり

こんな、表面のとげが摩耗した生きの悪そうなきゅうりがねぇ…。

まずは、薄く切って断面を見て楽しんで(←やけ気味?)

この切り口観察は、毎年の個人的なお約束。

きゅうりの断面

実は、「江戸人は、きゅうりは必ず斜めに切った」っていうか、輪切りにすることは大きな不敬。
というのも、じーっとみると徳川の葵のご紋と似てるから…なんだって!

と聞けば、なんだか毎回輪に切って観察したくなるというもの。
平成の私は、きゅうりを斜めに切ることが稀です(笑)。

確かにねぇ。葵のご紋に似てなくもない…かもな。

さあて、塩で揉んで…。

この美しい緑色を堪能するのもちょっと好き。

きゅうりの塩もみ

うーん、いい色です。

きゅりのサンドイッチ…もどきがおいしい。

よーく塩もみしたら、デイルを少々。
食パンに、レモン汁でのばしたマヨネースを薄く塗って、きゅうり+ディル。最後に胡椒をふって、パンをくるりとまきます。

きゅうりのサンドイッチ

ハムもチーズも何も入れないのが、個人的にはいちばんおいしいと思う。

さあて、塩もみの残りは、ジップロックに入れて、冷蔵庫へ。

あとで、ジャガイモをほくほくに茹でて、ハムときゅうりでポテトサラダにしょうか?
小腹がすいたら、また、サンドイッチというのもいいかもね。

というか、浅漬けにしたり、味噌をつけてそのままかぶりついたりで大量消費したいんですが…。
うーん。豊作の裏庭を持つ母がかなりうらやましい夏。

◆今日は、2016年7月25日/旧暦6月22日/水無月戊申の日/月齢20.7日
◆日の出4時44分 日の入18時51分/月の出22時16分 月の入9時59分