七十二候は「地始凍(ちはじめてこおる)」に。もちろん凍らないので、勝手七十二候「林檎実」で、リンゴの旬を心待ちにする頃とする。/11/12=旧10/13・戊戌

季節の暦・七十二候は、今日から「地始凍」の季節です(11月12日~16日)。

「地」=「ち」、つまり、地面とか大地とか。
「始凍」=「はじめてこおる」

読みも意味もそのまんま、「ちはじめてこおる」で、大地が凍る頃がやってきたと暦は言います。

ふーむ。

早朝地面を踏みしめて
サクサク言わせた畑の「霜柱」を思い出す。

吐く息はもちろん白く…ううっ寒いっ!
でもなぁ、今や、東京どころか福島でも大地が凍る=「霜柱」…どうなんだろう?

母の写真付きメールによれば、霜は降ったみたいですが…。
霜

とりあえず、寒い朝が続いているみたいです。
東京も寒いけどね。

ここはひとつ、勝手七十二候「林檎実」で行ってみようっ!

大地は凍らないですから、もう毎年、この辺りはりんごネタでカバーすることにします。

で、東北は「林檎実(りんごみのる)」。

りんご

実ってますよぉ。
これは、11月の帰省の時撮った写真。
その後、帰京する日まで、収穫の動きはなかったけれど、今頃はせっせと収穫の時期のはず。

東北で収穫⇒東京で流通で、東京での旬…という法則。

いや、これも私が勝手にそう思ってるだけですが…。
あながち外してないような…。

となれば、もうこんなにたたわに実る、福島のりんご。

りんご

このまま、東京にも送られて、旬の来訪期待大ですっ!

東京では、10月中旬ぐらいにりんごが安く出て、「おっ!りんごの旬か?」と一瞬、思う。
が、その後は高値続きが一般的な感じ。
そこに今年は、やけにお安い柿が席巻したもんで、忘れるぐらいりんごの存在感が薄かった。

しかし…。
古い暦が「地始凍」と言って。
反射的に脳内で「林檎実」とつぶやいて。
さあさ、そろそろりんごの旬です。

そして、疑いもなく冬到来のころ、このりんごが福島から送られてきます。

楽しみですっ。

◆今日は、2016年11月12日/旧暦10月13日/神無月戊戌の日/月齢12.4日
◆日の出6時14分 日の入16時36分/月の出15時13分 月の入2時58分