澄んだ空と若葉。青×緑のコントラストが美しい「清明」/旧3/4・丙午

今日は、二十四節気の「清明(せいめい)」です。

江戸時代に書かれた「暦便覧」の解説から引用すれば、「万物発して清浄(しゃうじゃう)明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」という季節だそう。

まずパッと解るのは「清明」という言葉が「清浄明潔」の略なのだということでしょうか。

「清浄」で「明潔」な季節かあぁ。
こう書いただけで、すっきり気持ちの良く感じる言葉です。

今どきは、野辺でも庭先でもあちらこちらで一斉に花咲きますが、萌えゆる若葉も楽しみの一つ。
暦便覧が言うように、早春に見つけて「これは何の芽?」とずっと気にしていた草々の芽の素性も解ります。

そして、ペパーミントグリーンめいた若葉が美しい季節。
個人的には、いちばん好きな木々の緑です。

たとえば、それはこんな色。

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うすーい緑と澄んだ青空のコンビネーションが、妙に合うと思いませんか?

ところで、この葉っぱはなんでしょうか?

ふふふっ。

コレです。

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柳も若葉萌ゆる頃になりました。

ちなみに、左右にチラチラと見えるのが桜。
桜の見ごろもこの「清明」のころに重なるってのが多いそう。
ですが、花見だなんだと浮かれていると、暖かな日に急にぽっかり風穴が空いて、寒い日が戻ってくるのもこの時期の特徴。

しかし、そういう日にも「花冷え」という美しい言葉が用意されちゃったりして、何から何まで美しさ満載の時期です。

そもそも「花冷え」を交えた寒暖の差があったほうが、桜の時期は長くなる。
がっ!
今年の「花冷え」は、冷たい雨まで運んできてしまいました。

ああ、そろそろ花もしまいかもしれません。

そういえば、「清明風」という言葉もあって、それは、今ごろに吹く穏やかな南東の春の風。
散り桜の桜吹雪ぐらいは、楽めるかな。

◆今日は、2014年4月5日/旧暦3月6日/弥生丙午の日