今日は、二十四節気の立夏です。
「立夏」って、ええっ!もう夏じゃんっ!
感覚的には、こないだ桜が咲いて散ったばかり…な気がするんですが。
こうして、大型連休のどさくさに紛れて、ちゃっかり夏の気配がやってくるってことですかぁ。
さて、暦の解説書『暦便覧』はなんと説明しているか?
ひとこと「夏の立つがゆへ也」だから…と解く。
なんかそのままなんですが?
立春・立夏・立秋・立冬と「立」の文字がつくコトバは…。
「四立」と呼ばれ、次の季節の気配が立つみたいな意味。
なので、「立夏」の時期は、まだ春を引きずってもいるし、ここに真夏日なんかが続こうものなら身体ついてゆけない。
まだ夏本番じゃないけど、すぐにやってくるから備えてね!
…みたいなコトバといったらいいかしら?
なので、暦の上では「夏」(だけど、まだちょっと違う)という、天気予報でよく言う表現。
この「四立」の時期はあながち外れていないんですよねぇ。
「立夏」の今日は「端午の節句」。
東京の街では、半月も前から、各所で泳いでいましたよ鯉のぼり。
いちばんご近所の巣鴨駅前にも…。
公園や…。
実際川で泳がせてみるなんて光景。
…も健在。
民家の庭が減ったので、泳がせる場所を探して、鯉のぼりも公共の場所へ。
というのは、桃の節句のお雛様が、神社の境内やら、図書館、公民館、小学校などに飾られ始めたのとちょっと似てる。
そういえば、今年は、マンションの窓から小ぶりな鯉のぼり光景もあまりめにしなかったなぁ…。
東京で鯉のぼりといえば。東京タワー!
実は、わが身はいま福島の街。
そういえば、今年は、見上げにゆく時間がなかったなぁ…と。
たぶん今年もこんな風に、大勢の仲間で悠々、泳いでいるんじゃないですかね?
◆今日は、2017年5月5日/旧暦4月10日/卯月壬辰の日/月齢8.6日
◆日の出4時45分 日の入18時31分/月の出13時12分 月の入1時41分