1年最後の祝日の今日は、なぜか天気の良い日が多い?
これは個人的な記憶なんですけれども、なんだかいつも冬晴れの日…じゃない?
窓を開けて青空を見上げ、冷たい風にキリッと目を覚まし。
「天気もいいし、今日は天皇誕生日なんだし、皇居の庭に遊びに行こうか!」
などと、毎年暢気に思い付く。
いやいや、今日は、天皇誕生日だから皇居の庭もおやすみなんだっけ。
…と気づく。
ちょっと残念。
まあ、しかたないか。
今時分の皇居の庭。
いちばん美しく咲いている花はなんだろう?
遊びにゆけないとなれば、得意の妄想。
真夏以外(←熱中症が怖いんで・笑)は、せっせと足を運んで、意識の中ではもはやわが庭。
大体検討はつきますよ。
皇居のサイトには、ちゃんと開花情報も載ってるしね。⇒皇居東御苑花だより
いちばん風情を醸してるのは、きっと冬桜。
大手門からすぐの十月桜は、12月上旬にはもうひっそりと咲くのみだった。
だけど、本丸跡(天守閣のあるエリア)の冬桜は今頃が盛り…のはず。
薄黄色に染まった芝を背景に薄いピンクの彩りが、きっと美しいと思う。
山茶花が椿にバトンを渡すのも今頃では?
いやいや、もしかして、まだまだ山茶花が盛んに咲く中。
藪つばきも咲きだしちゃった。
って構図かもしれない。
…山茶花の開花が遅かった今年の場合。
赤い色なら、木瓜だってもう咲はじめでは?
…と、盛んに咲くのは年を越してからの記憶。
今は、ぽつんぽつんって感じかなぁ。
ちなみに、木瓜の樹も大手門入って入園票をいただく場所のすぐそばに一本。
そして、大番所から本丸跡に昇る坂の途中にも数本あります。
石蕗(つわぶき)の黄色い絨毯は健在だろうか?
これは、紅葉の美しすぎる日々、木々の根元を覆うように咲いてた石蕗。
皇居の庭ではは、どんな花もいちど咲き始めるともう尋常じゃない咲きぶりを醸すのだけど、この黄色い絨毯はすご過ぎました。
あの黄色い部分はいちいちこうゆうカワイイ花が咲いていた。
すごくない?
ああ、今日は、どんな風になってるだろなぁ?
ここまで想像すると、今週末は、やっぱ、今年最後の皇居東御苑詣でか?(←つまり気になってしかたがない)
今年もずいぶんいろんな植物との出会いがあった庭。
その植物たちとの出会いを通して、ふと、日本の良きところに気づかせてもらえる場所でもありました。
◆今日は、2016年12月23日/旧暦11月25日/霜月己卯の日/月齢23.6日
◆日の出6時48分 日の入16時33分/月の出1時03分 月の入12時51分