蝉の声すら堪能せずに、とうとう草地で虫の声??あらら、向島百花園の虫聴きもはじまってる?/8/26=旧7/5・乙酉

梅雨が真夏日、明宣言のちに…梅雨?晩夏にやっと夏めいて…?!

みたいなやや混乱めいた東日本の今年の夏。
一方、西のほうでは、蝉はいつもより煩いし、ありえない暑さだったそうですが…(友人談)

夏らしさが、凝縮されて日本列島の半分を覆った?
とにかく、気分的には、やっと梅雨が明けたみたいだ!
…真夏日の日の夕刻。

草むらにて微かに虫の声…聞いてしまったっ!

つまり、昼間は蝉の声聴いて、夕暮れ以降は、草むらの虫の声聴き、なんか焦って夏惜しみをさせられてるみたい😞。

おっと!向島百花園 「虫ききの会」がもう始まってる?

そうそう、秋になれば、しばしご無沙汰の庭園&公園通い。
今年も、ここ向島百花園の虫聴きの会(~27日)が、そのスタートとなりそうです。

この時期は、園内に雰囲気ある灯籠が並び。

虫聴きの会

開園時間も21時(入園20時30分)と長いので、いつしかそれが幽玄に灯る。

虫聴き灯籠点火

夕暮れまじかな頃に出向いて、まずは、晩夏の百花園をゆっくり眺めて…。

晩夏の向島百花園

マツムシ、スズムシ….秋に鳴く虫たちともご対面する。

虫の展示

それと、コレっ!

草の葉っぱを使った「虫細工」

虫細工

これがキリギリスですかねぇ…。

キリギリス

今年は、この作り方教室も狙う!(8月27日日曜、10時~12時と14時~16時⇒向島百花園のツイート

放生会たる「放虫式」も、もちろん。

正式には「放虫式」と呼んで、毎日虫たちを園内に放つ。
中には、放たれることを待つ虫たちが…。

方丈用の虫かご

虫聴きは、江戸時代にはやった秋の行楽、虫や魚を放つ放生会は仏教行事。
本来は、あまり関係ないふたつの行事。

ここでは、江戸時代にこの庭園を造った佐原鞠塢(さはらきくう)の追善供養としての「放生会(ほうじょうえ)」でもあって、それも、ここの虫聴きに足が向く理由。
命日は、ちょっとあとの8月29日なんですけどねぇ。

日曜日が晴れるといいな…。
いや、余裕を持って今日も行く?

◆今日は、2017年8月26日/旧暦7月5日/文月乙酉の日/月齢4.4日
◆日の出5時08分 日の入18時17分/月の出9時22分 日の入21時03分