今日は、二十四節気の「冬至」です。
ああ、あっという間にこの日ですねぇ。
いつもの『暦便覧』は、「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と言っています。
「日」=太陽が、「南の限りを行て」=南のぎりぎりを移動し、「日の短き」=日が短い。
…ということでしょうか?
だから、冬の極まった日=冬至。
今日の日照時間は相当控えめ…というか1年で最短。
いちばん昼間の長い夏至の日と比較したら、おおよそ4時間50分も短く、約9時間45分!
が、私は、この冬至の日が案外好き。
数年前までは、東の窓から日の出も見えて、張り切って冬至日の出を眺めていたものです。
もうこれ以上暗くはならない…という底を打った感じ。
つまり、あとはどんどん明るくなる、そのスタート地点に立っている高揚感!
…好きな理由はそんなところでしょうか?
さて、冬至といえば柚子。
数日前に購入し、作業机の前に置いて…。
昨日からはみかんと一緒。
時々、鼻を近づけ、香りを楽しみつつ、今日の日を待ち望んでおりました。
柑橘の香り…師走の焦燥感を落ち着かせてくれます。
ありがとう!柚子。
冬至の日は、昼間からプチ柚子湯
⇒夜になったらマジ柚子湯で長風呂を
夜のお風呂ばっかじゃもったいないし…と昨年試しにやってみた、プチ柚子湯。
というのは、ちょっと皮を削った柚子を器に入れて…。
切った側を底になるようにおいて、熱湯を注ぐ⇒放置。
ふーむ、漂ってきました。
柚子のアロマ。
ああ落ち着く上に、なんか寒さで鼻かぜ鼻つまり…が癒えてゆくような気も。
これを終日、お湯を変えつつ、目の前に置いて、夜になったら、晒しにクルリ包んで、湯船に浮かべる。
こうして、マジ柚子湯にも使いまわし。
今夜は、好きな本など持ち込んで、だらだら長柚子湯を楽しむのです。
ああ、冬至の夜長。
あとは、ゆっくりぐっすり寝るのみです。
そして、明日からは、夕暮れが少しずつ遅く、明るく。(←っても、日の出は、まだまだ遅くなり続きますけどねぇ)
◆今日は、2017年12月22日/旧暦11月5日/霜月癸未の日/月齢3.9日
◆日の出6時47分 日の入16時32分/月の出9時23分 月の入20時01分