七十二候は「草木萌動(そうもくめばえいずる)」の時期です。(3月1日~5日)
二十四節気「雨水」に連なる、三つの七十二候は、冬から春への過程。
…というか気温のあがってゆく様子を表しています。
最初「土脉潤起」で、凍った大地が溶けて、まだ寒いけどほぼ冬の終焉。
二番目「霞始靆」は、地面の水分が水蒸気になるほどあたたくなって、あたりが「霞」むと、さらにぼんやり春らしい。
そして、三番目は、「草木」=そうもく=草や樹々や…と、いよいよ草木の芽生えるほどに気温も上がる。
「萌動」=めばえいずるは、草や樹の芽生えのことを言っているけど、その「動」の文字に、今日より明日、明日より明後日と、草木がぐんぐん成長する様子もイメージします。
ヒトも朝から動いて、草々の芽生え探しに、ご近所を一周!
暦が「草木萌動」といえば、ホントに、季節の動きが早まるような。
きちんと追ってゆかないと、あっという間に春がゆく。
ってことで、まずは、朝から散歩で草々の観察。
特に気になるのは、都会のコンクリートのロゼット。
毎年、よいカタチのロゼット探しに興じてみたりしてたんですが、今年はご近所限定で探しております。
このロゼットは、なんて名前?花は咲く?が気になるもので😊
今年は、数個のロゼットに的を絞ってしばし観察してみようかという魂胆。
そうして目をつけたのがこのロゼット&芽生えたちです。
いちばん上は、たぶん、「仏の座」かなぁ…と思うのですが、あとは見覚えあるけど思い出せない。
たぶんおなじみさんだとは思うんですが…。
ってことで、それぞれの成長が楽しみです。
我がベランダに勝手に生えたこれも観察。
これは、ロゼットではないんですが、昨秋まで、朝顔があった鉢に勝手に生えて来た草。
朝顔が枯れて、土をどうにかしなくちゃなぁと思いつつひと冬越して、ある日小さな芽が出て、ここ数日でこんなに大きく。
さあて、さて、なにが育つ?
どんなふうに咲く?
その結果はまたこのブログにてっ!
◆今日は、2018年3月1日/旧暦1月14日/睦月壬辰の日/月齢13.2日
◆日の出6時12分 日の入17時36分/月の出16時45分 月の入5時34分