七十二候は「蟄虫啓戸」に。蛙に蛇に、もちろん昆虫も、漢字名に「虫」の字を持つ生き物の目覚め。併せて春雑草たちも!/旧暦1/20・戊戌

季節の暦七十二候は、「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」に入りました(3月6日~10日)。

意味は、二十四節気の「啓蟄」と同じ。
使ってる文字も同じだし😊。(「啓」と「蟄」の文字に「虫」と「戸」の字を足して、より具体性を出したっていうか…)

とにかく、二十四節気&七十二候ダブルで、「虫が、冬眠から目覚める頃だよぉ」と強調してます。
そう暦が言えば、いよいよ春かぁと、ちょっとテンション高くなる私です。

ちなみに、ここで言う「虫」は昆虫以外に、「蛙」、「蛇」、「蜈蚣(むかで)」…など、小動物全般。
私としては、ぜひとも蛙さんなんかと出逢いたいものですが、数日前に訪ねた小石川植物園でも、その声しか聴くことはできなかった(T_T)。

しかし、確かに暦が言うとおりに、生き物たちは冬眠から目覚めているみたいです。

雑草たちの目覚めももちろん。

暦が「啓蟄」&「蟄虫啓戸」と宣言する日々の東京では、これぞ春っ!という雑草たちにも出会えます。

たとえば、今年最初に見た、「おおいぬふぐり」

おおいぬふぐり

といってもまだポツポツと咲く感じかなぁと油断してたら…。

おおいぬふぐり群生

たくさん咲く場所も発見!

この花は、ランドセル背負ってあぜ道を学校に通ってた頃から、私にとっては春の使者。
出逢えば、寒さで緊張していた身体もココロもすっと安心したものですが、その気分は今もそう。

こっちは、今年最初に出会った「姫踊り子草」

ヒメオドリコソウ

こっちは群生まではまだちょっとありそうです。

おっ! 少々気の早い「蒲公英(たんぽぽ)」も発見!

たんぽぽ

すべて小石川植物園内での春雑草との出会いですが、特に、今年園内外で出会ったたんぽぽはこれ1輪。

とはいえ、こうして一輪でも出会ってしまえば、あとはあっという間に春は来て、去ってゆく。
ここからちょっと忙しくなります。

…って、まあ、雑草観察がですが😊。

◆今日は、2018年3月7日/旧暦1月20日/睦月戊戌の日/月齢19.2日
◆日の出6時04分 日の入17時41分/月の出23時03分 月の入9時15分