七十二候は「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」の時期です(7月23日~27日)。
七十二候でおなじみの「始」シリーズ。
古い暦は、花の開花など、何かの始まりを告げて、季節の変わり目を表現することが多いのですが、桐の場合は、「結花」が始まる。
始まるのは花の開花ではなく、果実の実りです。
ちなみに、私の活動範囲で、桐の樹を見つけることならず。
なので、画像検索にて失礼します。
桐の実⇒こんな、ついでながら花はこのような、美しい紫です。
さて、いまごろ実り始めるものは…。
と探しましたら、けっこうあります。
私の一押しは、コレ。
ちょっと前…5日前ぐらいにになりますが、わらわらと実り始めておりました。
近寄れば、ゴツゴツと…
ややグロテスクな実なんですが、初夏には、爽やかな白い花を咲かせていた「山法師」の実です。
花は、ホントに美しく爽やかでしたが、この種はここからが面白いところ。
この先、ゴツゴツした部分が徐々に熟して、膨らみ…。
秋口には、こんな感じに赤くもなります。
暦が言う、桐の実も眺めてみたいものだけど、同じく初夏の日々に花咲かせていたものは、おそらく今頃が実り始めの頃。
他にも結構ありそうです。
ああ、せめて30℃ぐらいにならんかねぇ。
そしたら、植物観察にでかけたく。
しかし、こう暑くてはキケンにてままならず…です😢。
◆今日は、2018年7月24日/旧暦6月12日/水無月丁巳の日/月齢11.0日
◆日の出4時43分 日の入18時52分/月の出16時03分 月の入1時37分