今日は、映画『男はつらいよ』封切り49年目の記念日です。
子どもの頃から見ている『男はつらいよ』。
渥美清さんがまだ健在で、監督の山田洋次さんもお若くて、以前は、年に2回も新作が封切られてた。そういや、子どもの頃って、映画館に行くと、いつも寅さんやってたよなぁ…とかおぼろげな記憶。
オトナになって、DVDで見直して、そんな短期間に何作も撮ったとは思えない、一作ずつの充実度にかなり驚く。
そして、しみじみ笑えるドラマって、もうそうそうないよなぁ…と思ったりする。
すごいよねぇ、寅さんっ!
その『男はつらいよ』のシリーズ第一作目が映画館で封切られたのが、1969年の今日です。
さてそうなると、今日は、ちょっと忙しい私。
というのも、私の「寅さんの日」の過ごし方が一応きまっているからでありまして…。
(ってか、毎年勝手に祝っているうち、やることが増えちゃったんですが…。)
1.まずは、Googleで「男はつらいよ」とか「フーテンの寅さん」と検索して1ページ目に並ぶ検索結果を入念に読む。
⇒これが案外、毎年違うので面白い。新しい情報はもちろん、昨年は2ページ目以降に潜ってた記事が何かの拍子に上位に上がってきていてそれが興味深かったりもする。ご興味があればトライ推奨!
2.第一作のオープニング映像を観る。
これはお約束の映像をYouTubeから張り付けときます。
https://youtu.be/fToTDHqEco0
もうね、しみじみいいです。
滑舌のいい渥美清さんのモノローグも、<わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。>に始まる口上も。
3.寅さんシリーズから、1~2作観る。
毎年、なにを観ようか検討をつけてレンタルショップへ。
すると、必ずと言っていいほどそれがレンタル中なので、今日は、まっさらに何も考えずに借りに行きます。
そして…。
4.柴又へ、いつ遊びに行こうか検討する(笑)。
遊びに行くじゃないのがミソです。
ってのも、ここ数年、8月下旬は暑すぎて外出する気にならないというのが大きい。
今年なんか、残暑っていうには厳しすぎる天気予報が今日も。
それでも、今年は、晩秋から冬にかけてはいってみたい葛飾柴又。
というのも、
・上の写真の駅前の寅さんの像。
そのそばに櫻さんの像も建てられたのも見てないし…。
・帝釈天の立派な山門
これも、映画を何度も見たなら、ホンモノも拝んどくべきものだと思う。
そして、なにより…。
・大好きな「くるまや」の台所。
おばちゃんや櫻が、立ち働いて、美味しそうなお菜を作ってた現場。
これも、寅さん記念館に行って、時々は見ときたいよねぇ。
・最後は、江戸川の土手もそぞろ歩く。
映画の頃より整備されて立派な土手ですが…。
で、帰りはまたDVDを借りにレンタルショップへ。
すると、物語がさらにリアルに見えてくる。
寅さんの家族が、今日もあそこで団子売っているんだなぁ…みたいな。
旅する寅さんはいまごろは、どの空の下かなぁ…とか。
自然に思い描いてふくふくココロが暖かくなっている私。
ああ、ひとつの映画がここまでいろいろ楽しめるって、やっぱすごいことですよねぇ。
◆今日は、2018年8月27日/旧暦7月17日/文月辛卯の日/月齢15.7日
◆日の出5時09分 日の入18時16分/月の出18時54分 月の入5時27分