二十四節気は「霜降」に。となると計ったように生えてくるのがこの花、「背高泡立ち草」。/旧暦9/15・戊子

今日は、二十四節気の「霜降」です。

いつもの暦の解説書『暦便覧』はなんと?

「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」
つまり、「露」、陰気(=冷気)「結」ばれ(=固まる)「霜」となって降るから「霜降」
…って「霜のでき方解説」に終始してます😊。

なんか淡々としてるなぁ。

ともかく、暦は、ひとつ前の「寒露」の「寒」の字を使って冬めいて、半月後に「霜」とか言う。
もうしっかり冬…ですよねぇ。

ああ、今年も夏ばっかり長くて秋がなかったと嘆きたくもなる日々です。

暦が「霜降」と言い出すと、いきなり目に付く「背高泡立ち草」

我がご近所に残り少なくなった空き地でも、律儀に黄色く花を咲かせています。

背高泡立ち草

秋に空き地をほおっておくと、我が物顔で生えてきて、駆除も大変と嫌われモノ…らしいけど。

この花。

背高泡立ち草

明るい黄色が美しい花です。
私は好き。

空き地いちめんこの花が群生しているような場所があれば、しばし見とれて眺めていたい。

ところで、今年初めて、ご近所で「小栴檀草(こせんだんぐさ)」の群生にも遭遇。

小栴檀草 (こせんだんぐさ)

種になった傍を歩くと、衣服について、我が家までやってくる「ひっつき虫」

これも以前は「霜降」の頃には、よく見つけた花ですが、いやぁ、久しぶりっ!
ちょっといただき我が家にも飾ってみたいなぁ…と思いつつ、出会い頭にそれはないだろと今日は遠慮いたしました。

また近々見に行きます。
駆除しないでね。

◆今日は、2018年10月23日/旧暦9月15日/長月戊子の日/月齢14.0日
◆日の出5時54分 日の入16時56分/月の出16時29分 月の入4時01分