七十二候は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」の時期です(12月7日~11日)。
空を見上げれば、分厚く雲がかかって灰色がかった様子。
そんな寒空からは、もしかしてそろそろ雪が落ちてくる?
…という、ココロが塞ぎそうな冬の光景を思ってしまうコトバです。
暦は、そんな冬の日々がやってきたといっています。
しかし、「閉塞」に「そらさむく」と読みを当て、その冬空の下、塞いたヒトの気分をうまく表現しちゃってますね。
ちょっとうんざりなコトバだなぁと思いつつ、もそこにちょっと面白さを感じる日々です。
12月上旬の空は、まだ青空比率の高い日々。
天気予報では、明日あたりから徐々に冬めいてくるとかこないとか。
寒くなるのかな?
でも、曇った日々はいやだなぁ~。
ってことで、生暖かな中で見上げた青空コレクションを。
といっても、なんだかどこかまだ秋めいている。
雲がね。
鱗みたい。
こっちは、綿をちぎったみたいな雲。
やっぱまだ気候的には秋っぽいんだろうか?
暖かだものね。
しかし、終日太陽の位置が低いのは、冬日そのもの。
午後2時ぐらいでもう沈みそうな位置にいます。
それでも晴れた日は、夕暮れが少しだけ遅い…かも?(←いや単なる気分の問題😊)
ほーっ、今日は、スコーンと抜けた青~っ!
と思ったら、やっぱ、際の方にうっすら雲がたなびいてました。
個人的には、キリッと冷たい空気に触れながら、見上げるスコーンと抜けた冬の青空が好み。
…ですが、それもなかなか。
が、重く曇った冬の日がやってきて、ココロがどんよりすることがあれば、過去の青空を眺める。
こんな写真だって、眺めてシャキリできるかも。
…つまり、冬の青空は、ココロの「閉塞成冬」対策なのでした。
暦がそうくるなら、晴れた日は、惜しむように青空を写真に記録してみます。
◆今日は、2018年12月9日/旧暦11月3日/霜月乙亥の日/月齢1.8日
◆日の出6時38分 日の入16時28分/月の出8時02分 月の入18時07分