2月13日の今日は、佐藤さとるさんの誕生日。
好きな作家の誕生日には、著作を一冊。
もって出かけて、時折読んで誕生祝いを…が、私のちょっと気に入りの、しかも長くこだわってる習慣です。
が、好きな作家はたくさんいすぎるもんで、10代から好きな作家で、もう逝ってしまったひと限定としてたんですが、この方のみ例外でした。
…例外でしたが、2017年の誕生日まじかに逝ってしまった。
今日は、まだまだ少し寂しい思いかかえての誕生日読書です。
『コロボックル物語』を読もうと思うが、シリーズは全6冊。
いったん全部書棚から出して眺めて、どれを読むか、一応、悩んでみましょうか?
で、いつもは、シリーズ第一作目の『だれも知らない小さな国』を手にとりがちですが、今日は、シリーズの中で、佐藤さとるさんが、最も好きな作品だったらしい5作目を。
実は、この『小さな国のつづきの話』が、このシリーズの完結編。(シリーズ6『コロボックルむかしむかし』は、ちょっと角度を変えてコロボックルって何?を追った短編集です)
4作目までで展開した物語が、この一冊で、幸福なつながりを見せるというか、伏線が美しく回収されるというか、そんな立ち位置の物語。
実は、この一冊を読んでしまうと、結局また最初から確認の読み込み作業をしたくなるという、やや危険な一冊でもあるのです。ふふふっ( *´艸`)。
さあさ、ともかく、これまで読んでいた本はどんなドキドキモノのサスペンスであっても、先が気になるミステリーであってもいったん中断。
幸福なファンタジーの世界へと。
ふーむ。
逝ってなお、佐藤さとるさんの見えないチカラっていうんでしょうか?
それとも上質なファンタジーとはこうゆうもの?
ともかく佐藤さとる様。
お誕生日おめでとうございますっ😊。
◆今日は、2019年2月13日/旧暦1月9日/睦月辛巳の日/月齢8.2日
◆日の出6時31分 日の入17時20分/月の出11時07分/月の入0時03分