今日は二十四節気「雨水」です。
暦は、もう雪とか氷とかのコトバは使わず「雨」に「水」。
暦解説の『暦便覧』も「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」…と。
雰囲気的には、こんな感じなんでしょか?
きれいに晴れて、空気も温み。
固く積もった雪も、つららも溶け出して、雨水に…。
ふーむ。
雪は申し訳程度、雨も少なかった東京の乾いた冬。
今年の東京は、ともかくカラカラに乾いていましたので「雨水」の文字がやや恋しい感じ。
初雪は年をまたいでちらりと降って、あとは日々乾いて冷たい空気に耐える日々。
なので「雨水」らしい光景はありません。
代わりに、空の美しい青に染まった不忍の池の様子を。
1月下旬、七十二候「水沢腹堅」の頃に始まった、枯れ蓮の伐採もずいぶん進んでそろそろ終了まじか。
そこに、青空が映って、なかなかに美しい青です。
野鳥たちもこころなしか嬉しそうに見えますが、たくさんの鳥たちに出逢えるひとのほうもかなりうれしい。
三寒四温で季節は遷ってゆくから油断は禁物ですが、暖かい日が増えて、外出、寄り道も楽しい日々になりました。
◆今日は、2019年2月19日/旧暦1月15日/睦月丁亥の日/月齢14.2日
◆日の出6時24分 日の入17時26分/月の出16時57分 月の入6時03分