七十二候は「虹始見」に。東京で虹見ることは稀ですが、この暦に併せこの花は咲く。/旧暦3/12・癸未

七十二候は「虹始見(にじはじめてあらわる)」の時期です。(4月15日~19日)

暦は、「空に虹が出やすい季節になった」と言い始めました。

虹が出るには、晴れて、雨降り、また晴れてという空の様子がまずは必須。
つまり、大気に水滴があるうちに太陽が照らすことでしか登場しない。
虹は、雨粒に反射したお日さまのヒカリだからね。

うーん。
もう、春というより夏の雰囲気醸す暦アイテムですね。

東京の今頃は、虹は稀。
暦がこう言ったら、東京ではこの花がひっそりと咲く。

この花ですよ。

楓の花

楓の花

染井吉野が開花したころ、おもむろに、枝につぼみを並べてましたけど。

楓のつぼみ

染井吉野が散ったあと、ゆるゆると花咲かせる。

散り桜

それが今頃。
というか、今年は、まだ花が残ってますけどね。

…そして、桜が散ったあとと、楓の花の形状…似てません?

ちょっとした植物たちの不思議。

◆今日は、4月16日/旧暦3月12日/弥生癸未の日/月齢10.8日
◆日の出5時08分 日の入18時15分/月の出14時34分 月の入3時14分