七十二候は「麦秋至」に。暦がこう言いだすと、我が家に麦茶を煮だす日々到来。/旧暦5/2・壬申

七十二候は「麦秋至(むぎのときいかる)」の時期です。(6月1日~5日)

これから夏を迎えようってときに「秋」の文字が登場してます。

ここでの「秋」は「実り」の意味で、暦は、「麦が熟すころになりました」と言っています。

確かに、麦の実りはいまごろらしい。
といっても実は見たことはないのですが…。

代わりにといっては何ですが、筍が育ちだすと竹の葉っぱが枯れ始め、それを「竹の秋」ってのも初夏の事象。
それは今年じっくり観察いたしました。

何かが熟して実るのを「秋」と表現してしまう。
なんか、面白いな、洒落てるなと思う。

麦の実りは見ないけど、炒った麦は入手可能。

ってことで、今年の麦茶。

麦茶

久々に、麦を炒ったモノにしました。
うーん、すでに写真を撮っている時点で香ばしい(*’▽’)。

まずは、スプーン一杯分を煮出汁用パックに入れて…。

麦茶

小さめのポットで煮だします。
美味しくいただくには、その日中に飲める分のみとは経験値(→以前購入した際は、たくさん淹れて冷蔵庫へ。それでも2日目はもう美味しくなかった)

さてさて、煮だした一杯目は温かなままいただく。

麦茶

実は、この温かな一杯目がけっきょくいちばん美味しいような気がします。

そして気温がそう高くない日は、そのまま日の当たらない場所において、常温で飲む。
実は、そのほうが美味しい気がする。

七十二候「麦秋至」の時期は、麦茶が美味しくなりはじめの季節でもありますね。

…ってことでもうそろそろ夏来襲に供えねば…ですっ。

◆今日は、2019年6月4日/旧暦5月2日/皐月壬申の日/月齢0.7日
◆日の出4時26分 日の入18時53分/月の出5時04分 月の入19時40分