今日は、ご近所「駒込富士」の閉山式。
夕刻せまる富士神社の境内には、結界が張られ、美しい篝火のしつらいが登場。
日暮れとともに神事⇒粛々と火入れが…。
あっという間に炎が上がり、天をも焦がすかのような…。
富士神社の御祭神・木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)は、身の潔白を示すため、火を放った産屋の中で出産したカミサマ。
この大きな篝火が似合うカミサマでもあるなぁ…などと、古事記の知識など取り出しつつも、ただ眺める。
広い境内に集う人々は、オトナはもちろん、そこらを走り回ってた子ども達までも、しばし神妙に火を眺め…。
見送ってるのは夏の日々でしょうかね?
ああ、もう櫓も全部燃え尽きた。
人々は、送り火、迎え火を焚いて、火を灯した灯籠流して、いよいよ江戸東京の富士塚も篝火焚いて閉山式。
こうして、数々の火を焚き眺めて、日々は静かに秋へと移ってゆきます。
◆今日は、2019年8月28日/旧暦7月28日/文月丁酉の日/月齢27.0日
◆日の出5時09分 日の入18時15分/月の出2時06分 月の入16時47分