七十二候は「水沢腹堅」に。どんな暖冬でもこの暦の頃は雪に氷…のはず。「雪中花」こと「水仙」もやっと咲いて用意は万端。/旧暦1/2・戊辰

七十二候は「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」の時期です。(1月25日~29日)

暦は「流れる沢の水も凍る頃」と言い出して、寒さの底の底みたいな日々を印象づけます。

どんなに暖かな冬も、実はこの時期、暦の言うとおりになったりする日本列島。
そして東京でも大雪が降って積もったり、不忍池が凍ったりします。

不忍池凍る

しかし、今年の暖冬はなんか手ごわい。

数日前の不忍池は水ぬるむ春…みたいな感じだし。

凍らない不忍池

天気予報は「関東で雪の可能性」とも言っているけどどうなのかなぁ。

でも、そろそろ枯れ蓮の掃除も始まるし、凍らないほうがいいけどねぇ。

不忍池が凍らない代わりにってわけではないですが。
やっと咲きました上野公園の「水仙」

全然凍る気配のない不忍池を眺めつつ、天気予報では「結構な寒気がやって来て、いよいよ東京にも雪」と言ってはいるけれどホントか?
などど思う。

…思いつつ、上野公園まで登ってきたら「水仙」がやっと咲いたみたいです。

水仙

雪の中でも、凛として咲いちゃうとこから、水仙の別名は「雪中花」

ならば、いよいよ東京にも雪。
不忍池には氷かな?

といっても…。

水仙

これだと例年12月中旬ぐらいの咲き様。
本来なら今頃ならもう満開のはずがなぁ。

ふーむ。
やっぱ今年は、暖冬極まってますね。

寒いのは嫌だけど、やっぱ冬は雪を眺めてから春を迎えたいなぁとも思う。
これって、やっぱわがままかしら(*’▽’)。

◆今日は、2020年1月26日/旧暦1月2日/睦月戊辰の日/月齢1.2日
◆日の出6時46分 日の入17時01分/月の出7時44分 月の入18時12分