日の出も早くなったけど、
嬉しいのはゆったり日が沈む夕暮れ時。
ちょっと前なら、午後4時過ぎれば、もう一日は終わり。
早すぎる日の入りに帰宅も早足になりがちだったけど、
寒桜が満開になった2月中旬ごろ。
「あら? そういや夕暮れ時がゆっくりだぁ」と気が付いて。
3月も中旬に近い今頃は、5時を過ぎてもまだまだ明るい。
ちなみに、今日の東京の日の入りは17時43分(*’▽’)。
晴れた日なら、夕暮れ時の不忍池も長閑です。
ゆっくり湖畔を巡り、野鳥たちを観察したり、雑草の開花や木々の芽吹きを眺めたりして…。
ずいぶん時間がたったなぁ…と思う頃、向こうのビルにおひさまのヒカリ。
ゆっくりとやってきた、日の入りの時間です。
春の夕暮れは、暗くなるのもゆっくりゆっくり。
ああ、不忍池におひさまが沈むよ。
へっ、嘘です(*’▽’)。
西の空にゆっくり沈んでゆくのを…。
桜の花とともに眺めました。
こんな風に、昼間が長くて、なかなか暮れない日々を「日永(ひなが)」と言う。
短歌・和歌の世界では春の季語なんだそうです。
そして、夏の「短夜(みじかよ)」、秋の「夜長(よなが)」と進んでゆくってわけね。
◆今日は、2020年3月9日/旧暦2月15日/如月辛亥の日/月齢14.5日
◆日の出6時00分 日の入17時43分/月の出17時08分 月の入5時49分