七十二候は「腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)」の時期です。(6月10日~15日)
<むかーし、昔、古い暦が現役だった時代。
腐った草が変化して、たくさんの蛍が生まれたんだとさ。
草叢には、蛍がヒカリ瞬きながら飛ぶ、なあんと美しい光景だろか。
めでたしめでたし。>
…と、毎年この暦の時期が回ってくると、おとぎ噺のナレーション付き(←もちろん、市原悦子さん風の)で蛍飛ぶ光景を想像したりします(*’▽’)。
暦は、「腐草」=腐った草が、「為螢」=蛍になる頃とか言いだしてますもんで( *´艸`)。
蛍は羽化するまでは土の中。
そして、羽化の間際にいきなり登場するらしく、そんな風に見えちゃったんでしょうね。
そういえば、普段ならそろそろ東京でも蛍見物のシーズンです。
今年は中止なんだろうけどねぇ(:_;)
暦が「腐草為螢」と言ったら、我が家は夏保存食第2弾!
…のはずですが、実は母から送られてきた筍と格闘中。
今年は豊作らしく、友人の分まで送ってくれた。
それでも、竹林には、まだまだ筍は出てくるらしい。
七十二候「竹笋生(たけのこしょうず)」は5月15日~19日なので、東北はちょうど半月遅れで季節が巡っているんだなぁ。
ああ、今年は帰省できるのかしら(:_;)。
…とか思いつつ、どんどん茹でますっ!
この筍のいいとこは、糠も重曹もなく茹でても灰汁がちゃんと抜けるとこかな。
茹であがったらせっせと剥いて。
つやつやの筍ですっ!
さあて、今晩は筑前煮かな(*’▽’)。
あっ!肝心の鶏肉がないっ💦。
まとめ買いに慣れてないんで、このコロナ禍自粛の日々はこんなことが起こりがちです。
実は、夏保存食の大好物、新生姜のガリも、買い忘れる日々が続いて、作れないまま今日にいたる。
つい半年前までは、近所のスーパーは我が保存庫&冷蔵庫代わりぐらいの気分だったんだがなぁ…(-_-;)。
普通の日々がなんと輝かしく思えることか…。
◆今日は、2020年6月11日/旧暦・閏4月20日/卯月乙酉の日/月齢19.4日
◆日の出4時25分 日の入18時57分/月の出23時31分 月の入9時25分