七十二候は「温風至」に。暦は盛夏の訪れを言ってますが、リアルは雨嵐にウィルス禍。夏仕様の「お姿」もマスク姿だったりし(-_-;)/旧暦5/21・乙卯

七十二候は「温風至(あつかぜいたる)」の時期です。(7月7日~11日)

暦は「温かな南風が吹く頃」と、盛夏の訪れを言っています。

現実世界は、強風に豪雨。
梅雨明けの日々は、雨風が強くなるモノだけど、ここ数年はあまりにも過激な雨風で、西日本各地の水災害の様子を見れば、痛ましく。
今年も、風の脅威に戦々恐々です。

温かな風を涼しげに変える風鈴も…。

風鈴

強風に揺れれば、涼しげというより激しく鳴る様子にちょっと焦りを感じる日々です。

七十二候「温風至」が似合う光景といえば…。

「夏詣」の提灯とか?

夏詣の提灯

6月晦日の「夏越の祓い」を経たら「夏詣」の日々に入るらしいですが、これはまだ新しい風習。
2014年に浅草神社から始まったんだそうです。
確かにこの風習は、夏迎えの行事らしい。

それと個人的には…。

浅草寺「四万六千日」の参拝をしたら、浅草神社の裏手にたたずむここをお参りするのも今頃の習慣。

江戸時代末期の安政二年に伏見稲荷神社から勧請された被官稲荷神社

被官稲荷神社

風情あるお稲荷さんでは、拝殿にお参りしたら、眷属の狐さんたちの「お姿」もお参り。

お姿 夏仕様

ふふふっ、今年もちゃんと夏仕様になってます。
麦わら帽子やスカーフを被ったり、団扇を持っていたり。

あららっ!

お姿

今年は、マスクをかけたお姿まであります!
狐さんたちにもマスクをしていただき、コロナ感染対策かぁ。

ああ、今年は、ただただ暑く過ごしにくい夏ですら懐かしい感じがするものです。

◆今日は、2020年7月11日/旧暦5月21日/皐月乙卯/月齢19.8日
◆日の出4時34分 日の入18時59分/月の出22時56分 月の入10時07分