七十二候は「橘始黄」に。橘(たちばな)だけでなく、柑橘類の多くが熟す頃。暦どおりに黄ばんでます(*’▽’)。/旧暦10/18・己卯

七十二候は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」の時期です。(12月2日~6日)

「橘」と品種を限定しているようでいて、暦は「柑橘類の実が熟し始めた」柑橘一般のことを言っているようです。
確かに、暦に併せて、街暮らしの民家の庭にも、夏みかんやら、金柑やら柚子やら…続々と黄色く熟し始めた柑橘類が登場!

そんな様子を目にするだに。
いつもは、ストレートに「橘(たちばな)」の実りもちゃんと眺めてたんだよなぁ。

皇居東御苑

と思い浮かぶのは、皇居東御苑の橘の巨木

今頃ならば、橘の実は、黄ばみ始めるどころか…。

皇居東御苑 橘

もう完熟してるんじゃないかなぁ~(*’▽’)。(←毎年見に行ってたんで、経験値)

しかし、コロナ禍がちょっと激しくなっちゃって、暢気に庭園巡りな気分にならず。
…今年は、写真眺めながら家でおとなしくしてよう。

ご近所で黄ばんでました。橘の実!

庭園巡りは遠慮してるけど、気分転換は重要。
買い物ついでに、少し遠回りして、ウォーキングというか散歩というか。

そしたら、あっさり遭遇しました橘の樹

橘の実

もちろん皇居東御苑ほど大木ではないですが、それなりの存在感。
日当たりのよさそうなところは、もう黄ばみ始めています。
暦どおりだっ!

しかし、根元のほうは、まだ濃い緑色のもの多数。

橘の実

これから、年末にかけて、ゆっくり色づいてゆくんだろなぁ。

ふーむ、古い民家が多い場所の暮らしは、やっぱりいい。

外から眺めて、密かに気に入りだった古い家は、ずいぶん更地化→マンション化の悲しい道を歩んでますが、まだまだあるところにはある。
しかし、古い家を解体すると、同時に根づいた樹々も根こそぎにされてしまうのがなんだかなぁ。
コロナ禍で、ご近所を巡る機会が増えて、ますますそんな風に思う日々でもあります。

◆今日は、2020年12月2日/旧暦10月18日/神無月己卯の日/月齢16.9日
◆日の出6時33分 日の入16時28分/月の出17時52分 月の入7時59分