今日は「植物学の日」。いつもならば、由来の牧野富太郎博士の庭へ。今年は、植物図鑑眺めて過ごそうかな。/旧暦3/13・壬寅

4月24日は植物学者、牧野富太郎博士の誕生日。
そして、それを由来に「植物学の日」。

なので、いつもならば、牧野富太郎博士の晩年の家「牧野記念庭園」へ出掛け、その庭に植栽された、おびただしい数の植物たちに出会う。

例えば、ここで研究を続けた博士の庭らしい「標本園」を眺め。

標本園

巨大な満天星(どうだんつつじ)を、驚きつつ見上げ。

満天星つつじ

同じく大きく育った八重霧島(やえきりしま)つつじの赤に感動もする。

八重霧島(やえきりしま)

そして、展示室ではいつも興味深い企画展が開催中(⇒今年は【資料展】「桜 太田洋愛」)で、あまりひとがいないのをいいことにかなり長々と入り浸り。

すっかり「植物学の日」を堪能しつくすのである。

しかし、いつまでも去らないコロナ禍。
ギリギリ今日までは開園しているみたいではありますが、やはり電車を乗り継いで訪ねるにはハードルが高いなぁ…。

今年は、植物図鑑眺めて過ごそうか。

と取り出すのはもちろん牧野富太郎博士の著作たる学生版 牧野日本植物図鑑 (←向かって左。以前はきれいな表紙がついてたんですが、長く使っているうちなくなりました(-_-;))。

牧野博士の植物図鑑

そして、数年前にコンパクトサイズが出た卓上版 牧野日本植物圖鑑(←こちらは、急ぎ図書館から借りだしてきました。)

どちらも、牧野博士による植物図による図鑑。

牧野植物図鑑

つまり手書きのモノクロ図ですが、美しい図を観賞しながら、リアルの植物の姿を思い描くのが楽しかったりします。

ただし、『学生版…』は、現代語訳なので実際の図鑑としての活用は可能ですが、『卓上版…』は、1940年に出版された牧野博士オリジナル版を縮小したもので、解説が旧仮名遣いなのが難点。(←購入をいまだ悩んでる理由)

さてさて、それでは日の当たる窓辺に椅子を持ち出し、美しい植物図の観賞、いってみまぁ~す(*’▽’)。

◆今日は、2021年4月24日/旧暦3月13日/弥生壬寅の日/月齢12.0日
◆日の出4時57分 日の入18時22分/月の出14時58分 月の入3時20分