今日は「百人一首の日」。今年は、江戸人国学者に「百人一首」を深く解説していただこうかと、図書館の本借りてきました(*’▽’)/5/27=旧暦4/16・乙亥

今日は「百人一首の日」です。

1235年(分暦2年)の今日、藤原定家によって小倉百人一首が完成に至った
…というのが「百人一首の日」の由来。(←旧暦なので日付を採用)

ここ数年、この記念日には、英訳バージョンのコレ。
『A Hundred Verses From Old Japan – 百人一首』ウィリアム ポッター訳を、少しずつ読むのが恒例でしたが。

英語版百人一首

このコロナ禍の中、時間があったもんで今日の記念日を待たずに無事読了。

となると、今年はどうする?
もちろん、何か関連の書を読みたいなぁと思う。
加えて、英訳本を読むのと同じぐらいハードル高めのものにトライしたいというのもある。

今年は江戸人に教えてもらう「百人一首」を読んでみよう!

何かないかなぁ…とご近所の図書館を探したら、ありましたっ!

岩波文庫『百人一首一夕話』の上巻下巻

百人一首一夕話上下

本書は、江戸時代後期の国学者、尾崎雅嘉による『百人一首』注釈書

1首目の天智天皇の「秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつつ」から…。

天智天皇の和歌のページ

100首目の順徳院の「百敷や古き軒端のしのぶにもなほ余りある昔なりけり」まできっちり掲載。
和歌の解説に加え、歌人のエピソードもあって興味深い。

さらに…。

図版

江戸時代の浮世絵師・大石真虎の挿絵が、元の本にあった図版どおりに収められてる充実ぶりである。

ただしっ!

当然のことながら、文章は文語体!
英語よりハードル高かったりしてなぁ(-_-;)。

今日は、図書館の本で、天智天皇のページから読みはじめ、そのまま読み続けられそうとなったら改めて購入するつもり。
昨年まで読み続けてきた英訳同様、ゆっくり前に進んでいけばいいかなぁ。

ってことで、今日はさっそく1ページ目からっ!

◆今日は、2021年5月27日/旧暦4月16日/卯月乙亥の日/月齢15.3日
◆日の出4時29分 日の入18時48分/月の出19時55分 月の入4時50分