七十二候は「禾乃登」に。稲穂が実る頃と暦。馴染みの都心の田んぼでは、かつてこの場所の主人だったこのひとが稲穂を守ってるのかな?/旧暦7/26・癸丑

七十二候は「禾乃登(こくものすなわちみのる)」の時期です。(9月2日~6日)

「禾(こくもの)」「穀物」のこと。
暦は「穀物の実る時期になりました」と言いだしました。

そうだなぁ。
今年の夏も、酷暑とコロナ禍に振り回されて、気が付けば晩夏。

もちろん、稲穂もこんな風になってるだろねぇ。

小石川後楽園の稲

このまま穏やかな秋の日々が続き、滞りなく、実りの季節を迎えられますように。
ここ数年は、実りつつあるモノを眺めていると、自然とそんな風に思う。

信じられないぐらい甚大な自然災害が多いからねぇ。

馴染みの都心の田んぼはどんなだろうか?

場所は、小石川後楽園にある「田端」
この小さな田んぼは、江戸時代にここが水戸藩の上屋敷だったころからずっとあるそうで…。

小石川後楽園の田端

暦が「禾乃登」という頃はこんな風。

一昨年までは、近所の小学生が作ったユニークな案山子が、稲穂を守っていたものですが、昨年はコロナ禍の中、黄門様(たぶん)がひとり果敢に田端を守っておりました。
…たぶん今年もなんだろなぁ。

今年もなんとかこの馴染みの田んぼぐらいには眺めに行きたい。
…と思いますが、はてさて。

コロナ禍は、少しおさまってくれるかしら?

◆今日は、2021年9月2日/旧暦7月26日/文月癸丑の日/月齢24.6日
◆日の出5時14分 日の入18時07分/月の出–:– 月の入15時09分