七十二候は「地始凍」に。「大地が凍る頃」と暦はいうけど、東京では凍ることはありません。しかし、樹々の色づきがいい感じ🍂。/旧暦10/8・甲子

七十二候は「地始凍(ちはじめてこおる)の時期です。(11月12日~16日)

暦は「大地が凍り始める頃」と言っています。
ひゃあ、寒そう🥶。

昨今の東京では、大地が凍ることはありません。
しかし、この暦が現役だった江戸時代には、地面が凍ることもあったんですかねぇ。

奥多摩のほうに暮らす知人によれば「霜柱」ならあり得ると言っていましたから、さもありなんかも。

今年は紅葉・黄葉がややゆっくり。

暦が「大地が凍る」という頃になって、やっと桜の樹々が赤く色づいたみたいです。

木の葉の色づき

いつもの不忍池も紅葉狩りのシーズン到来。
蓮の黄色に桜並木の赤のコントラストが美しいです。

桜と蓮

とはいえ、桜の木を、近くで見上げると、枝の葉っぱは、もうまばら。

桜の紅葉

やっと色づいたと思ったら、散るのもはあっという間で、桜は、花も葉っぱも、枝先に落ち着く日々はすごく短い。

ちなみに、蓮の色づきはこんな感じ。

蓮の黄葉

ふーむ。
不忍池は、秋というより冬まじかな印象を醸してますね。

暦が「地始凍」というだけあって、あっ、という間に寒くなりそう。

◆今日は、2021年11月12日/旧暦10月8日/神無月甲子の日/月齢7.2日
◆日の出6時13分 日の入16時37分/月の出13時16分 月の入23時58分