七十二候は「金盞香」に。暦は真冬の花「水仙」が咲く頃と言いますが、東京での花の時期はかなり先。冬告げ花の八手は満開ですけどねぇ(*’▽’)。/旧暦10/13・己巳

七十二候は「金盞香(きんせんかさく)」の時期です。(11月17日~21日)

「金盞(きんせんか)」は、真冬の花「水仙」のこと。
暦は、その「水仙が咲く頃」と言い出してます。

ちなみに、「さく」にあてられた文字が「咲」ではなく「香」なのが、この暦ことばの素敵なところ。

でもなぁ。
水仙の咲くはずの場所は、まだこんな感じで、香るどころか、蕾すらない(:_;)。

水仙の苗

東京では、香るほど水仙が咲き誇るのは、年が明ける頃。
しかし、水仙の花は、年々開花が遅くなってる気がするので、もっと後かもしれません。

東京あたりは、まだまだ冬告げ花のシーズン。

やっと、朝晩の気温が冬めいてきたばかりで、東京に咲く花のメインは、冬告げ花。

そのひとつ、「八手」は満開になってきました。

八手の花咲く

つい10日前に同じ場所を通りかかった時はまだ蕾でしたが…。

八手のつぼみ

蕾の頃の八手って迫力ありますねぇ。
なんか…妖怪みたいな(*’▽’)。

近づいて見ると、ますます、花ではなく、なにか不思議な生き物が生まれてきそうな感じさえ。

八手の花

それが、近頃はこんな風。

八手の花

ふーむ。
おどろおどろしさはなくなったけど、花としてはかなりユニークなカタチですね。
そこが好き。

ところで、私の友人・知人たちは、八手の花をちゃんと見たことない人多いんですが、やっぱ八手って葉っぱを観賞する植物なのか?
蕾も花も、初夏の頃に実黒い実も、なかなかにユニークで面白いんですが、なんでだろ?

◆今日は、2021年11月17日/旧暦10月13日/神無月己巳の日/月齢12.2日
◆日の出6時18分 日の入16時33分/月の出15時32分 月の入3時58分