七十二候は「橘始黄」に。古い暦が言うように、ご近所をちょっと歩けば、黄色い柑橘実る庭木に遭遇🍊。/旧暦11/2・丁亥

七十二候は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」の時期です。(12月2日~6日)

暦は「柑橘類の実が熟し始めた」と言い出しました。
古い暦とリアルな季節の巡りは、一致しないのが普通ですが、これだけはぴったり(*’▽’)。

街暮らしでも、ちょっと近所を散策すれば、各種柑橘の木に遭遇可能です。

いちばん多いのは、この柑橘かな?

古い民家の庭から道路にはみ出す柑橘の木。

夏みかんの木

今年もずいぶんたくさん実ったねぇ。

何かといえば…。

夏みかん

「夏みかん」です。

この種は、初夏に花咲かせ
⇒初秋に青実がついて
⇒少しずつ色づき、晩秋から冬に黄色く色づく(←今ここ)。

枯れた冬を彩る黄色は、ことさらに美味しそうに見えるけれど、まだまだ酸味が強くて食べられないそうで、このまま越冬。
翌年の初夏になってやっと食べごろになるから「夏みかん」の名がついたんだそうです。

ふーむ。なるほどねぇ。

「柚子」の木にも遭遇!

大家さんが植えたのか、それとも、かつての住民が植えたのか、アパートの庭にも一本の柑橘。

柚子の木

ご近所では、こんなシチュエーションで実る柑橘も案外多い。

これは「柚子」です。

柚子

そして、こんな実りを見つけるたびに、気になるのは、ここまで実った果実は誰のものになるのかなぁ~ってこと。
まあ、どこまでいっても私の物にはならないから、よけいなお世話なんだけどね。(←実は超羨ましい)

もちろん「橘(たちばな)」の実も、ご近所で観察可能。

この橘の木には、昨年遭遇。
今年も見に行ったら、ちゃんと黄色く熟し始めていました。

橘の実

そして、暦がこう言い出したら皇居東御苑の「橘」も実ります。
…いや、今年はまだ見に行ってないので、実ってるはずです。というべきか。

皇居東御苑

皇居の庭の橘の木は、見上げるほどの巨木。
そして、実りっぷりも豪快です。

ああ、年内にせめてあと一回。
皇居東御苑の橘の巨木を見上げて眺めて…をしたいなぁ。

近々、眺めにいかなくちゃ。

◆今日は、2021年12月5日/旧暦11月2日/霜月丁亥の日/月齢0.8日
◆日の出6時34分 日の入16時28分/月の出6時13分 月の入16時15分