五節句の最初「人日の節句」は「七草粥」を。
東北の街で買った七草セットは、なぜか大分産。
ずいぶん遠くから来なさったねぇ~。
とパックを開いて、中身を眺め。
「芹(せり) 薺(なずな) 御行(おぎょう)繁縷(はこべら)仏の座(ほとけのざ)菘(すずな)蘿蔔(すずしろ) これぞ七草」とひとつひとつ確認。
芹、菘=蕪、蘿蔔=大根をのぞけば、普段は店頭で堂々売られることない、いわば雑草。
だけど、こうして丁寧に並べてみると、その瑞々しい緑がありがたいなぁ。
「七草なずな、唐土(とうど)の鳥が日本の土地に渡らぬ先に、七草なずな」
…と、七草を刻む際のおまじないを唱えつつ、七草を刻んで、刻んで、刻み、さっと湯通し。
今年は、レトルトのお粥でいいやと、パックを温め、そこに七草を投入。
パラリ、塩していただきました。
さあ、七草粥食べたら、雪積もった中、東京へ。
上野駅に着いたら、昨夜積もったはずの雪は、もうすっかり溶けた模様。
なんか狐につままれた気分で我が家へと向かったのでありました。
東京の日々、今年もよろしく。
◆今日は、2022年1月7日/旧暦12月5日/師走庚申の日/月齢4.4日
◆日の出6時51分 日の入16時43分/月の出10時18分 月の入21時41分