今日は、二十四節気は「啓蟄」です。
「冬眠していた虫たちが、顔出す頃」と暦。
「虫」=「蛇」「蛙」「蜈蚣(むかで)」などの「虫」の文字持つ生物たちが蠢き始めるとなったら、もう大地が温まった証拠。
暦がこう言い出すと、もうまぎれなく春です(*’▽’)。
となると、今年は、出かけたいなぁと思うのは、この場所。
小石川植物園の桜並木のあたりです。
染井吉野をはじめとした桜の開花を迎える直前の時期。
萌え始めた草々の緑色の絨毯。
開花へのエネルギーを湛え始めた桜の樹々たち。
いままでどこかにじっと潜んでいたものが、解放され始めるかのような感じ。
虫たち同様、樹々草々も「啓蟄」という言葉が似合う日々です。
そして、啓蟄の今日。
関東甲信越にも「春一番」が吹きました。
ちなみに「春一番」の定義は「立春から春分までに吹く南寄りの風」というのだけが共通で、あとは各地方によって様々だそう。
関東地方では、「日本海に低気圧が存在する」「最大風速8メートル以上の南寄りの風」「前日より気温上昇」が揃って「春一番」。
だもんで、立春~春分に、条件の整った春の強風が吹かなければ「春一番」がない年になる。
季節を表現する言葉が好きな私としては、今年は「春一番」があってよかったよかったと思う次第(*’▽’)。
◆今日は、2022年3月5日/旧暦2月3日/如月丁巳の日/月齢2.4日
◆日の出6時06分 日の入17時39分/月の出7時37分 月の入20時14分