七十二候は「蟷螂生」に。 暦がこう言い始めたら夏の保存食作りに邁進する街暮らしです。まずは新生姜の甘酢漬けを。/旧暦5/10・壬辰

七十二候は「蟷螂生(かまきりしょうず)」の時期です。(6月6日~10日)

「蟷螂(かまきり)が生まれる頃」だと暦。

蟷螂の成虫をよく見かけるようになるのは、もう少し先、真夏から秋口です。

蟷螂の子は、その成虫のミニチュアサイズというのが面白い。

いまごろ、伸び放題の草叢の中に踏み込んでゆくと、小さなサイズの蟷螂に遭遇します。
まあ、超運が良ければなんですが…。

しかも、そんな素敵な草叢ももうすっかりなくなってしまった街暮らしです。

七十二候「蟷螂生」の時期から保存食作りスタート。

七十二候「蟷螂生」⇒「腐草為螢」⇒「梅子黄」は、個人的には夏保存食の仕込み時期と位置付けている。

なので、さっそく買ってきました「新生姜」です。

新生姜

なんでも年中店頭にならぶ昨今でも、「新生姜」はいまだけのもの。

ちなみに、「蟷螂生」⇒「腐草為螢」⇒「梅子黄」の頃は、他にも「今だけ食材」が、いろいろ売り出される楽しい季節でもありますね。(←辣韭とか青梅とかね)

さて、新生姜は、好物の甘酢漬けにします。

うすーく切って、サッと湯通し。
ただ今、水気を切ってるところ。

新生姜 水切り

この間につけ汁をササッと作ります。(←新生姜と同量の酢+その半量の水+砂糖大さじ1~2ぐらい+塩少々を混ぜて軽く沸騰)

煮沸消毒した瓶に、切った新生姜をつめ、つけ汁を注ぎ。
できましたっ!

新生姜の甘酢漬け

白かった新生姜が、うっすらピンクに染まってきれいです。

好物ゆえに、実は保存瓶に入れる間もなく完食しちゃうんですが、今年は、明日から福島帰省。
このまま冷蔵庫に入れて、帰京する日に食すのを楽しみに出かけますっ(*’▽’)。

◆今日は、2022年6月8日/旧暦5月10日/皐月壬辰の日/月齢8.6日
◆日の出4時25分 日の入18時55分/月の出12時00分 月の入0時23分