あれっ!今日は柳田國男の誕生日だ!!慌てて、今日のお祝い読みの一冊を選び出しました。図書館で(*’▽’)/旧暦7/3・乙酉

7月晦日は、民俗学者・柳田國男の誕生日

好きな作家の誕生日には著作一冊。
読んで誕生祝…は、思春期から好きな作家のみ(←柳田國男は大人になってから読み始め)のルール。
しかし、柳田國男の誕生日にも、数年前からどさくさに紛れるように誕生祝読みをはじめ、以降、恒例となってます。

マイ・ルールにかかわらず誕生祝読みを始めたのは…。

ある時、ちゃんと読んだのって『遠野物語』ぐらいでは?と思い立ったから。
すかさず、著作検索。
おおっと!知らなかった著作がやけにたくさんあるじゃあないかぁっ!!
…ということです。

今年もいろいろ探して、この一冊を発見!
(近くの本屋にも、ネットでも購入が間に合わなかったんで、今年は図書館ですが…)

木綿以前の事

『木綿以前の事』(岩波文庫)

表紙に描かれたた短文に「無数無名の人々は、その昔、いかなる日常生活を営んでいたか」とか、「衣服・食物・生活器具など女性の生き方をめぐる19に佳篇」とかあって、まずは興味を誘う。

そもそも、タイトルの「木綿以前」のコトバにも惹かれるものあり。

さて、目次を眺めれば…。

木綿以前の事 目次

表題作以外にも「国民服の問題」「団子と昔話」「餅と臼と擂鉢」…ふむふむ、興味沸くぅ~(*’▽’)。

さらに…。

木綿以前の事 目次

〆は「女性史学」になっているけど、明治の学者さんがこのテーマでどんなことを書いてるのかな?とますますの興味。
ふーむ、目次眺めるだけでも楽しい。

こうして、年に1冊でも手に取り、読書を楽しめば、けっこうな作品を読めちゃうんじゃないかなぁ。
「誕生祝読み」には、そんな目論見もあって、古典や古い物語を読むいい機会にもなっています。

さあて、ではでは、読書に入りますっ!

あっ!その前に、柳田國男様っ!お誕生日おめでとうございます。
なんと今年生誕147年。あと少しで150年ですね。

◆今日は、2022年7月31日/旧暦7月3日/文月乙酉の日/月齢2.4日
◆日の出4時48分 日の入18時47分/月の出6時46分 月の入20時29分