不忍池の「蒲の穂」が、爆ぜ始める。毎夏、暑くて見逃してましたが、今年はちゃんと。ああ、「君が因幡の白兎を癒したんだねぇ」とか言ってみる。/旧暦7/20・壬寅

そーいや、不忍池の「蒲の穂」を眺めてないかも。

少しだけ遠回りして、ちょっと立ち寄る不忍池のボート池。

ああ、あったあった(*’▽’)。

ガマの穂

いい感じに穂が育ってます。
っていうか、この穂が蒲の花です。

ちなみに、このあたりには禊萩(みそはぎ)の花が咲く場所で、数日前に眺めに来たばかりなのに、なんで気づかなかった?

暑すぎる日々に、どーしても観察はピンポイント化。
目的の物だけ眺めて、あとはわき目もふらず涼しい屋内へとなりがちです。

ああ、普通にそぞろ歩いて、あれこれ発見する楽しみっていつになったら取り戻せるんだろうかなぁ…。

さて、爆ぜた「蒲の穂」ないだろかなぁ~(*’▽’)。

蒲は、穂を爆ぜて白い綿毛とともに種を飛ばして繁殖
その爆ぜた様子を一度は眺めてみたいなぁと思ってたのが気にしていた理由。

さてさて…あっ、ひとつ爆ぜてる?

蒲の穂爆ぜる

ああぁぁ、爆ぜてますねぇ。

蒲の穂爆ぜる

「古事記」によれば、「蒲の穂」は、因幡の白兎を救った草。

毛をむしられ、赤裸の上に、海塩をすりこみ瀕死の白兎に、通りすがった大国主命が「蒲の穂を地面に敷いて、身を転がし横たわって皮膚のダメージを癒せよ」とアドバイスしたって話ですが、その「蒲の穂」って、やっぱこうして爆ぜて綿みたな状態のモノ?

いや、古事記にはそこまで詳しく書いてないので爆ぜる前の蒲の穂かもしれないんだけどね。
爆ぜた状態も眺めてみたかったとちょっとだけ(*’▽’)。

◆今日は、2022年8月17日/旧暦7月20日/文月壬寅の日/月齢19.4日
◆日の出5時01分 日の入18時29分/月の出21時37分 月の入10時18分