正岡子規の誕生日は慶応3年9月17日。旧暦なんだなぁ…と思いつつ、日付を生かし、今日は著作を読んで誕生祝い(*’▽’)/旧暦8/1・癸亥・新月

正岡子規様。153回目のお誕生日おめでとうございます。

逝った日よりも誕生日が重要。
だから、好きな作家の誕生日には、著作か関連の書を一冊。
読んで、誕生日祝いとしている次第。(ただし、多すぎてキリがないので思春期から馴染みある作家で、逝った人限定)

ただし、子規は旧暦時代の生まれ。
誕生日をどちらにするかは、ちょっと悩む(新暦に直すと10月14日)が、やっぱ日付のほうが馴染みがあるもんねぇ。

さて、今年は、晩年の三冊にしようか?

晩年の著作

墨汁一滴』 (岩波文庫)、『仰臥漫録 (岩波文庫)』、『病牀六尺 』(岩波文庫)には、いつも過酷な病状の描写にうちのめされるけど、描かれている世界には、暗さがなくて、かえっていきいきと生命力にあふれ、時にユーモアで満ちている。

いやいや、それともトリビュート的なこの二冊『笑う子規』『子規365日』がいいか。

子規関連書

子規を好きな現代の作家が、選んで編んで紹介してくれる子規ワールドに遊ぶというのもいいな。

ホントは、鶯谷駅からほど近い子規庵へでかけ…。

子規が、仰臥して眺めたへちまのある庭眺め。

子規庵

子規の気配がありそうな家…居室に静かに座ってぐるり眺め。
その後は、根岸の街のカフェへ立ち寄り、子規の句を観賞したり…。

そんな風に過ごすのが好きな一日だったんだけど、子規庵は長い休庵中

今年もたくさんの鶏頭の花咲いてるだろか?
とか写真眺めて想像しつつ、今日も静かに家で、いずれかの子規の本を読んで過ごそうかと思います。

ああ、気候が良くなっても、気分が晴れない今年の秋。
それでも、病床周辺の狭い世界に広い宇宙を見続けた正岡子規というひとに学ぶ一日にしたいと思います。

◆今日は、2020年9月17日/旧暦8月1日/葉月癸亥の日/月齢29.0日/新月
◆日の出5時25分 日の入17時45分/月の出4時43分 月の入17時57分