ご近所の白粉花(おしろいばな)の群生地に行ってみたら、もう昼間から咲いていました。ああ、まぎれなく秋です(*’▽’)/旧暦7/29・壬戌

昼間っから「白粉花(おしろいばな)」が咲いています。

…ってなると、もうなにがあっても季節は秋。

おしろいばなの小路

かなり過ごしやすい気温になったので、思い切って眺めに行った「おしろいばなの小路」。(←勝手にそう呼んでるご近所の路地です)
太陽も高い午後2時頃でしたが、すいぶん花開いてた。

白粉花は、盛夏から花咲き出しますが、陽差し強い真夏の昼間はつぼみで過ごし、こんな風。

おしろいばなのつぼみ

開花するのは夕暮れ近い頃でした。
写真は、8月上旬に同じ場所で撮ったものですが、つぼみだらけで、別の花にも見えたりする(*’▽’)。

それが、晩夏から初秋の頃には昼間から花咲せはじめ、ヒトは、白粉花眺めて、いよいよ暑さともお別れだなぁと思う次第。
実際は、暑さを感知するのではなく、日照時間が関係しているみたいですが…。

白粉花は、花のバリエーションも楽しい。

咲き出した白粉花に遭遇したら、通り過ぎずに、しばし眺めるのをおススメ。

というのも、赤と白の花咲く場所には、こんなきれいなツートンとか。

おしろいばなツートン

紅い斑模様が入ったのとか。

おしろばなマーブル

そこに黄色もあれば…。

おしろいばな黄色

そこに紅の斑がわずかに混ざる。

あるいは、オレンジ

おしろいはな オレンジ

白粉花の色は、基本的に白・黄・赤の3色

それが受粉の過程で混ざり合い、こんな風にいろいろな色模様になるみたいです。
遺伝子作用の不思議ですね。

さて、白粉花は、これから種を結び、今年こそはそれを少しいただきたいなぁと思う次第。
我が家のベランダで少し育ててみたいなと思うし。
この花の名の由来たる“白粉みたいな粉”を種から取り出す、子供の頃の懐かしい遊び。
それにもちょっと興じてみたい(*’▽’)。

◆今日は、2020年9月16日/旧暦7月29日/文月壬戌の日/月齢28.0日
◆日の出5時24分 日の入17時47分/月の出3時31分 月の入17時21分