二十四節気は「立夏」です。
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の「四立」は、「次の季節の気配が立つ頃」の意味。
なので「立夏」と言ってもまだまだ季節は「春」です。
…「春」のはずですが、今年はもう充分暑いんだよねぇ。
毎年こんな感じで、季節の早回しが加速。
これも、やっぱり地球温暖化のせいなのかしら?
せっかく暦が「立夏」というなら、夏の気配探しに興じようか。
そうそう、季節の早回しなんかに負けないよっ!
との思いを込めて、ここは暦のとおりに夏の気配探し。
そしたら、けっこうありました。
たとえば、まだ春めいた空に伸び行く、若竹とか。
若竹は、夏に向かってすくすく育つ。
しかし、夏の空は、空の青と雲の白がくっきり。
こんな霞がかったみたいな雲が覆うのは、まだまだ春の空です。
おおっ!これも「立夏」に似合いの花だろか?
柿の花が、日差しを浴びて気持ちよさそう。
この花も、梅雨から夏にかけて青実を結ぶはず。
ってことで、これも夏の気配ですね。
桑の葉も、空に向かってすくすくと伸びる。
養蚕の場で、桑の葉が活躍するのも梅雨の頃。
赤く熟した桑の実は夏。
そして…。
紫の花が、なんとなく目立つようになるのも立夏の頃と思うがどうかしら?
母の庭でも、鉄線や都忘れ…紫の花が満開です。
◆今日は、2023年5月6日/旧暦3月17日/弥生甲子の日/月齢15.9日/満月
◆日の出4時45分 日の入18時31分/月の出19時16分 月の入4時46分