七十二候は「寒蝉鳴」。蝉鳴く中で、今年も、終戦の日を迎えます。ずっと終戦後でありますように。/8/15=旧6/24・甲戌

七十二候は「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」の時期です(8月12日~17日)。

盂蘭盆会の法要などの陰で、暦はひっそり次の季節に。

「寒蝉」=「ひぐらし」と読みますが、意味は「秋の末に鳴く蝉」全般と思ったほうがいいみたい。

たしかに、今が、蝉の鳴き声の最盛期。

足元を見れば、草に実が付いた?

セミの抜け殻

と思うぐらいに、抜け殻満載。

見上げれば…。

セミ

いますねぇ~!
樹木のあるあたりなら、見上げてしばし。
目が慣れてくれば、確実にいます。見えます。

そんな、今日は、終戦の日。

青空に向日葵、そして蝉の鳴き声…玉音放送。

青空に向日葵

戦争を知らない、高度経済成長時代の子供だけど、逆に、親たちのコトバに重ねて、TVや映画の影響で、そんな記憶の紐づけになっている。

今日になって、「そうだ!」と暦が変わったことを思い出すのは、そんなこともあるのかも。
逆に言えば、蝉鳴く声で、72年前の今日のことを、ふと思うということでもあるのです。

◆今日は、2017年8月15日/旧暦6月24日/水無月甲戌の日/月齢22.7日/下弦の月
◆日の出5時00分 日の入18時31分/月の出23時18分 月の入12時14分