母の家に帰省したら、楽しみのひとつが雑草観察😊。今年は、いままで見たことのない蔓科の花に遭遇。調べたらなんとっ!古事記に登場してる「蘿藦(ががいも)」でしたっ!/旧暦7/6・辛亥

暑いですが、母の裏庭の雑草観察。

さあて、福島帰省した時の楽しみのひとつ、雑草観察ですっ!

ここは、本来は畑地なのですが、貸してる畑の主が、歳とって生産を縮小したり、体調を崩したり。

裏の畑

で、今は母の畑のみがちょっぴり。
あとは、草が生え放題となっています。

がっ!私にとっては、ここは、面白い草花の宝庫💦。

今日も危険な暑さ。
しかし、気温が高いと藪蚊も休息してくれるんで😊。

短時間なら、実は観察するには危険な暑さぐらいがちょうどよし。
長靴はいて、長袖&長ズボンという装いにて、草地にざくざくと踏み込みますっ!

まずは、大きく美しく育って、目立ちまくってる洋種やまごぼうのそばへ。

洋種やまごぼう

もう実が紫に熟しています。
これは、あとで堂々採取して、ちょっと花瓶に飾ってみたいっ(*’▽’)!

他にも、藪枯(やぶがらし)とか。

藪枯(やぶがらし)

屁糞蔓(へくそかずら)とか。

屁糞蔓(へくそかずら)

…はもちろんあるんだねぇ。

ただし、東京のそれと比べると、育ち具合が、やはり半月遅れぐらいの感じです。

おっ! 野茨の実もいい感じに育ってますね。

野茨の実

これは、晩秋に帰省できれば、今年も赤く色ずいたのを花土産にしようっ!

見かけない花が人知れず育ってますっ!

これは、いままで遭遇したことのない花。

蘿藦(ががいも)

蔓科の植物ですが、なんて名だろう?

もしやあまり帰省しない今頃は、毎夏咲いているんだろうか?
と一応母に確認するも「そんな花あった?」と気づいてもいなようでした。

しかし、気になる。

蘿藦(ががいも)

植物図鑑を見てもよくわからず、<夏 蔓科 白い花>で画像検索を試みる。

…と、なんと「蘿藦(ががいも)」の花でしたっ!

おおっ、これが『古事記』にも登場した「ががいも」かぁ(*’▽’)!!!

医薬の神さまで、大国主神(おおくにぬしのみこと)の国造りを助けるため、海の彼方からやってきたとされる少名毘古那神(すくなひこなのみこと)
その少名毘古那神が、乗って来たのが、ががいもの実で作った舟です

ふーむ、ちょっとカンドー。(←『古事記』好きゆえに😊)

となると、この先の実りも見たいなぁ。
母に駆除しないように頼んどかないと。

そうなんですよね。
さすがに、夏草を育て放題にしておくと、ご近所迷惑の上に、いざ畑に使おうとしてもなかなかに難しく。
近々、草刈りの作業が入るみたい。

ああ、その前にせっせと観察&採取しなくてはっ!

◆今日は、2023年8月21日/旧暦7月6日/文辛亥月の日/月齢4.7日
◆日の出5時04分 日の入18時24分/月の出9時13分 月の入20時44分