暑いですが、母の裏庭の雑草観察。
さあて、福島帰省した時の楽しみのひとつ、雑草観察ですっ!
ここは、本来は畑地なのですが、貸してる畑の主が、歳とって生産を縮小したり、体調を崩したり。
で、今は母の畑のみがちょっぴり。
あとは、草が生え放題となっています。
がっ!私にとっては、ここは、面白い草花の宝庫💦。
今日も危険な暑さ。
しかし、気温が高いと藪蚊も休息してくれるんで😊。
短時間なら、実は観察するには危険な暑さぐらいがちょうどよし。
長靴はいて、長袖&長ズボンという装いにて、草地にざくざくと踏み込みますっ!
まずは、大きく美しく育って、目立ちまくってる洋種やまごぼうのそばへ。
もう実が紫に熟しています。
これは、あとで堂々採取して、ちょっと花瓶に飾ってみたいっ(*’▽’)!
他にも、藪枯(やぶがらし)とか。
屁糞蔓(へくそかずら)とか。
…はもちろんあるんだねぇ。
ただし、東京のそれと比べると、育ち具合が、やはり半月遅れぐらいの感じです。
おっ! 野茨の実もいい感じに育ってますね。
これは、晩秋に帰省できれば、今年も赤く色ずいたのを花土産にしようっ!
見かけない花が人知れず育ってますっ!
これは、いままで遭遇したことのない花。
蔓科の植物ですが、なんて名だろう?
もしやあまり帰省しない今頃は、毎夏咲いているんだろうか?
と一応母に確認するも「そんな花あった?」と気づいてもいなようでした。
しかし、気になる。
植物図鑑を見てもよくわからず、<夏 蔓科 白い花>で画像検索を試みる。
…と、なんと「蘿藦(ががいも)」の花でしたっ!
おおっ、これが『古事記』にも登場した「ががいも」かぁ(*’▽’)!!!
医薬の神さまで、大国主神(おおくにぬしのみこと)の国造りを助けるため、海の彼方からやってきたとされる少名毘古那神(すくなひこなのみこと)。
その少名毘古那神が、乗って来たのが、ががいもの実で作った舟です。
ふーむ、ちょっとカンドー。(←『古事記』好きゆえに😊)
となると、この先の実りも見たいなぁ。
母に駆除しないように頼んどかないと。
そうなんですよね。
さすがに、夏草を育て放題にしておくと、ご近所迷惑の上に、いざ畑に使おうとしてもなかなかに難しく。
近々、草刈りの作業が入るみたい。
ああ、その前にせっせと観察&採取しなくてはっ!
◆今日は、2023年8月21日/旧暦7月6日/文辛亥月の日/月齢4.7日
◆日の出5時04分 日の入18時24分/月の出9時13分 月の入20時44分