陽射しの強い真夏の間は、昼間つぼみで、開花は夕方。
だから「夕化粧(ゆうげしょう)」などと艶っぽい別名を持つ「白粉花」。
それも、徐々に涼しくなって、日照時間も短くなれば、昼間に開花し存在感を増す。
ちょうど彼岸まじかの今頃ならば、午後3時には確実に咲きだすはず…と思う。
と、観察スポットに出かければ、ゲッ、まだ蕾?
一輪二輪ぐらいは咲いてないか?
いや、まったく花開いてない、午後3時。
この時期、この時間に、眠るように蕾だけの白粉花を眺めるのは初めての体験かも。
やっぱ、なかなか去らない真夏日続きのせいだろか?
白粉花は、18時過ぎにやっと咲く。
ホントに咲くのか気になったので(←今年は、蕾のまま枯れる?とすら思ったし…)、日没後に再度観察。
ああ、やっとポツポツ咲きだしてました。
本来ならば、もっと一面に花開くイメージで再訪したんだけれども、満開になるのは、もう少しあとだなぁ。
うーむ。
残暑などという表現は当たらない、いつまでも真夏続きの今年は、白粉花も咲き時がまるで違っているみたい。
っていうか、昼間の時間に白粉花咲いて「ああ、残暑が厳しくてもそろそろ秋だなぁ」と、思ってきたものですが、今後は、これが普通になっちゃうの?
ちょっと嫌。
◆今日は、2023年9月19日/旧暦8月5日/葉月庚辰の日/月齢4.1日
◆日の出5時26分 日の入17時44分/月の出9時08分 月の入19時42分