七十二候は「腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)」の時期です。(6月10日~14日)
この時期、暦の言い様は、なぜかいきなりファンタジー。
だって、「腐った草から、蛍が生まれた」とか「腐った草が蛍になった」とか言い出すんだもんなぁ。
「そんなわけあるかいっ!」
しかし、調べてみれば、この暦が現役だった江戸時代には「蛍は、蒸し暑さでジュクジュクと草々が腐った中から生まれて来る」って信じられてたそうですよっ!ホントか?
「腐草為螢」の頃は、江戸人のココロに寄り添うつもりで草叢を眺め…。
蛍の灯りがふわり、飛んでこないかなぁ~なんて思ったり(*’▽’)。
いやいや、その草叢がどんどんなくなる街暮らし。
まずは、その草叢を探しにちょっと遠出をいたしましょうか?
あった!見っけたっ!ひとかたまりの草叢だっ!
…と思ったらこれは、家庭菜園??
実は、ここ。
いい感じの草叢化した空き地があったよなぁ~と、ちょっとあてにしてやってきた場所でした。
それがナント!それが家庭菜園化したかぁ💦
これでは、草は腐らないし、もちろん蛍など生まれない。(←いや、当たり前だって(*’▽’)
しかし、代わりにあと少しでトマトが生まれるだろうし。
こっちのプランターは、枝豆ではないかしら?
とすれば、ひと月もすれば、青々とした鞘が育ってくるはずだよねぇ(*’▽’)。
5月の大型連休あたりに土を耕し、苗を植え、あるいは種を蒔き、約ひと月。
…と推定すれば、ふーむ。
街暮らしの日々の七十二候「腐草為螢」の頃は、家庭菜園にて夏野菜が育まれる日々だろか?
もちろん暦が「腐草為螢」と言い出せば、蛍を眺められる場所も多数。(⇒蛍鑑賞の名所一覧)
それはそれで楽しいけれど、家庭菜園に夏野菜育つ頃の目安というのが、どちらかというと好みです。
◆今日は、2024年6月11日/旧暦5月6日/皐月丙午の日/月齢4.6日
◆日の出4時25分 日の入18時57分/月の出8時35分 月の入22時54分