さて、季節の暦七十二候は、今日から「櫻始開(さくらはじめてひらく)」の時期に入りました。
そして、そこに併せるように、東京地方も、昨日14時半ごろ、靖国神社の標本木の桜が5輪ほど開花。
気象庁より正式に開花宣言となったようです。
が、谷中の我が標本木は、こんな感じ。
もうパンパンにつぼみ膨らむという感じですが、まだ花は咲いていないようです。
探してみれば…。
ここが、今日か明日には花開きそうです。
そしたら、個人的に開花宣言でもいたしましょう(笑)。
代わりにというわけではないですが、桜に先駆けパッと咲く白い花。
「白い鳥が飛来したかっ!?」
…と、毎年知ってるくせに、ちょっと驚く、白木蓮。
ああ、お彼岸帰省の最中にもうすっかり満開です!
いゃあ、たくさん咲きましたねぇ。
もう6日もたったしねぇ。
急に暖かくもなったしなぁ。
近くで眺めれ見れば、バサバサ翼の音が聴こえてきそう。
ほんきで白い鳥みたいです。
白木蓮は、つぼみの時期が長いように感じ、気を持たされてるうち、ハッと気づいたら咲いていて、しかも見ごろが短い花。
そんなところが染井吉野にちょっと似ているかもしれません。
写真は、根津神社前の白木蓮の並木。
毎年、花見の露払いの役割を担っているかのように、桜より少しだけ早く咲き、桜花見の絶頂期の前に潔く散ります。
なんか律儀な花でもあります。
◆今日は、2014年3月26日/旧暦2月26日/如月丙申の日