昨日は二十四節気の「啓蟄」で、
それに紐づく七十二候は「蟄虫啓戸」となります
読みは「すごもりむしとをひらく」で、3月6日~10日頃の季節の事象を現しますが…。
うーん、なんだか、これって同じコトいってない?
実は、二十四節気と七十二候で同じ意味合いのコトバが登場するって珍しいのです。
あえて、他にさがすなら。
9月8日の「白露」と、その初候「草露白(くさのつゆしろし)」9月8日~12日。
10月24日の「霜降」と、その初候「霜始降(しもはじめてふる)」10月24日~10月28日。
…ですが、まあ、ギリギリイコールってわけでもないですよね。
ところが、「啓蟄」も「蟄虫啓戸」も「冬眠していた虫や小動物たち、動き始める季節」の意味。
いままで春の兆しを語るコトバが続いた中で、ここに来て、やっと本物の春。
そこを、二十四節気と七十二候で繰り返して強調したかったんでしょうか?
確かに、冬⇒春の変化って特別で、いちばん嬉しい季節の巡りかもしれない。
ってコトで、「蟄虫啓戸」探しをマジでっ!
いゃあ、昨日の「啓蟄」は、春告げ魚・公魚(わかさぎ)で、ややごまかしちゃった(?)気もするんで、ホンキで冬眠から覚めたあいつに会いに行こう!
と勇んでやってきたのはいつもの小石川植物園。
梅の見ごろは、ここ数日って感じで、満開ですっ!
そうそう、調度こんな頃がころあいなんだよな。
この植物園には、池や沼地があって…。
ほおらっ!いたいた!
蛙です。
やっぱ、もう目覚めていたね!
この沼地には、蛙がたくさん住み着いていて、カメラを向けたら、もそもそ上がってくる?
なんとっ!!
君が起きてきたってことは、もう確実に春ってコトだね。
◆今日は、2015年3月7日/旧暦1月17日/睦月壬午の日
◆日の出 6時04分 日の入17時41分/月の出19時06分 月の入 6時34分