彼岸明けて、今日帰京⇒気になるのは、東京の桜の開花?いや桜餅(笑)。/3/24=旧2/5・己亥

あっと言う間にお彼岸も明けて、ああ、春本番がやってきました。

で、気になるのは、東京の我が桜標本木の開花…もあるけど、それに併せた桜餅の個人的解禁!

…いや、だって、こうゆうお菓子こそ、桜を愛でつつ食べたくないですか?
まあ、そうやって食べたいのよ私の場合。

で、いよいよ、昨日、東京でも開花宣言されたと聞いて、我慢しきれず、買ってきてしまいましたっ!

桜餅

だってさぁ…3月に入るや否や、どこの店でも桜餅と草餅は常備状態。
ちょっと季節先取りしすぎなんだよなぁ。

しかし、まだ桜の開花は、西の方なので、桜餅は道明寺を選んでおります。
ここまで我慢したんだから、最低限の理性は働く。

えっ?
何が違うか…ですって?

それは…。

道明寺は上方の桜餅。クレープ状のに餡を挟むのが江戸東京風

…ってコトです。
そこまでこだわる必要ありか?

まあ、なんでも御託を並べて一人勝手に楽しむ癖のあるわたくしですが、こと桜餅に限っては、それ相当の理由あり。

和菓子の文化は、一般的に京都=西方面からやってくるものが多いけれど、桜餅は江戸風が先。
で、上方が、それを道明寺にアレンジしたんだそうですよ。

しかも、その開発秘話的なモノもある(⇒詳しくは昨年のブログを「はりきって予習!長命寺の桜餅」

そこに敬意を表し、江戸東京風の桜餅は、東京に桜の開花前言がなされたのちにこの長命寺の桜餅を食べるのを決まりにしているって次第。
その辺で売ってる桜餅に手を出すのは、それから…ともしております。

…って、何でも手に入るからこそ、勝手にルールを決めるのも案外楽しい。
ほぼ伊達酔狂であります。

さてさて、本日は帰京。
朝一番で道明寺を食し…。

桜餅とお茶

頭の中は…。
ソメイヨシノの開花はどうか?⇒さっそく観測にいかなくちゃっ!
そして長命寺の桜餅はいつ食べに行こうか?⇒誘った友人と日程調整もしなくちゃね。

と、まあ、のどかなことばかりが渦巻いている。

私の春本番は、まあ、こんな風にスタートします(笑)。

◆今日は、2015年3月24日/旧暦2月5日/如月己亥の日
◆日の出 5時40分 日の入17時56分/月の出 8時16分 月の入22時15分