12月18日は、浅草寺のご縁日「納めの観音」。門前市の羽子板市は冷やかしでも、こちらの縁起小判は忘れずGET!/12/18=旧11/20・甲戌

毎月18日は浅草寺のご縁日。
今日は、今年最後の「納めの観音」です。

実は、華やかな羽子板市は、この「納めの観音」の門前市。
かつては、「納めの観音」にお参りし、露店でお正月用品をもとめるってのが定番だったみたいで、そのうち羽子板のみが残ったということみたい。

ってことで、昨日から境内にはこんな景気のいいものがあちこちに…。

縁起小判の山

毎年、これみて「お代官さまと越後屋のワルなやりとり」を頭の中で妄想する私。
罰当たりかしら?

いゃあだってねぇ…それ風よねぇ。

縁起小判は、「納めの観音」限定の縁起物。

今年ももちろんひとつ授与いただきました。

小判を一定量包んで封をした「包金(つつみきん)」のカタチを模した意匠。

縁起小判をひとつ

そこに、商売繁盛の神でもある大黒さまが描かれている。
もうたったひとつでも景気のよさ醸しまくりです。

そして「縁起小判」は、他の御守りと違って、毎年ひとつずつ増やしてゆくというのが作法。

授与いただきはじめて、5年目なんで、我が家の「縁起小判」は、5つ。

縁起小判

…あれ6つ?
6年目だったか…。

ふふふっ、なんか我が家も景気いい感じになってきた!

縁起小判のご利益は「福徳」
商売繁盛じゃあないですよ!

…ああ、そうだったな。

「福徳」は、観音経の中のコトバで、それ由来でこの縁起物のご利益になったと推察。
そして、実際の意味は「幸福」のコトらしい。

ふーむ、「縁起小判」は、「幸福小判」なんだ。
毎年ひとつずつ幸福を重ねていってねぇ~!ということか。

加えて、私自身は、「福」に「徳」と重ねた部分に、深い意味を想像。
“「福」を貯めるには、「徳」も積む”とか。
“「徳」を積んでこそ、「福」”というか…。

単なるラッキーチャームではなく、日々の努力を促すような感じ…かな。

ということで、縁起小判は、今年も、我が正月飾りのメインアイテムとなります。

◆今日は、2016年12月18日/旧暦11月20日/霜月甲戌の日/月齢18.6日
◆日の出6時45分 日の入16時30分/月の出21時14分 月の入10時00分