実は、バラ園とかの薔薇(ばら)は、ちょっと整いすぎて面白くないので、初夏のばら観察はもっぱら民家の庭からはみ出たやつを淡々とする。
で、けっきょく、電車の駅を2~3駅分歩いて戻るぐらいの街歩きをすることになる。
すると、これから咲くだろう花のつぼみもちょっと面白いことに気づいたりして、つぼみ観察もそこに加える。
これを撮ってブログに上げると、開花時期まであと少しだよんっ!という、注意喚起にもなってよし。
…うーむ、つまり、ジャスミンの開花を逃した件へのリベンジもあるかな?
というコトで…。
まずは、もうこの花の季節なんだなぁ…と、かすかに驚く紫陽花(あじさい)のつぼみ
こんな具合のを見つけて、これなら、まだ半月はあるなぁ。
…と、油断したら、ぎょぎょっ!
こっちは、もうそろそろなんじぁあないかなぁ。あと一週間?
えーっ、それはさすがに早すぎなような。
あじさいは、それこそあちこちにあり過ぎて、いつもの「花地図」(よく道を聞かれるので、ご近所だけでも、ランドマークになる季節の花を記憶しておく。それを勝手にこう命名)には不向きアイテム。
が、ご近所の白山神社のあじさい祭りや、つる瀬の季節菓子「アジサイ餅」なんかも逃したくないもんで、あじさい要チェックです(笑)。
立葵(たちあおい)やら、南天(なんてん)やらももう蕾の季節到来だわよ!
花は華やかかつ妖艶な感じながら、つぼみはなんか几帳面な数学野郎(偏見です)みたい。
いや、これはたちあおいのつぼみなんですけど、じーっと見てたら、なんか小難しい図形問題を連想しちゃったもんで…。
こっちは、南天のつぼみ。
これが白く膨らんで⇒開花直前は紅いつぼみ⇒白&黄色の花が咲き⇒青い実⇒熟して赤い実。
と、南天って、実は観察しがいありまくりの種。
けっこうどこでも見かけるので、行き来する道にあったら、観察をおススメ!
…です。
これは、完璧「花地図」アイテムである
岩絡み(いわがらみ)のつぼみ。
あじさいの仲間で、ガクアジサイみたいな花が咲くんですが、つぼみの時期は、そんな花咲くことは、想像できないかも?
この花は、千駄木駅から谷中霊園方面へ向かう坂、三崎坂上の永久寺の塀に絡みつき、白い花を咲かせた日々はけっこうな見ごたえ。
たしか、開花は、6月中・下旬。
…のはずですが、このつぼみの状態だと、ちょっと早まるかもねぇ。
うーむ。
夏の花の状態からも、やっぱ、夏の到来が、前倒しになっているみたいな気がしますね。
◆今日は、2015年5月15日/旧暦3月27日/弥生辛卯の日
◆日の出4時37分 日の入18時39分/月の出2時33分 月の入15時21分