七十二候は「虹始見」に。虹を見るには難しい街暮らし。代わりに、今年は八重桜の散り際に遭遇しました(*’▽’)/旧暦3/8・丁酉

七十二候は「虹始見(にじはじめてあらわる)」の時期です。(4月15日~19日)

暦は「虹が見える季節になった」と言います。

しかし、空が狭い街暮らしでは虹を見つけるのも難しい。
というより、そもそも、虹が出るのもまだまだ難しいんじゃないかな。

虹が現れる条件=大気中の水滴+太陽のヒカリが偶然揃うような天候の日
快晴の日にサーッと通り雨が降るような…そんな日々は、まだまだ先だろうなぁ。

今年の春は、虹が出るのはほど遠い、雨となれば風とセットにやってくる「春の嵐」が吹き荒れる日々です。

虹は難しいですが、散り桜には出会えました。

思いたって1年ぶりに出かけたトーハクこと東京国立博物館。
本館⇒東洋館とまわり、最後は、大好きな法隆寺宝物館へ。

そのエントランスにある八重桜の、ちょうど散り際に遭遇。

法隆寺宝物館 八重桜

枝を離れた花は、水面でも美しく咲く。

法隆寺宝物館 散り桜

これも花筏って言っていいのかな?
川や湖面に散ったわけではないので、漂っていかない…から言わないか。

しかし、八重は一重と違って、花ごと散るんだねぇ。

見上げれば、まだまだ数日は花の頃が続きそう。

法隆寺宝物館 八重桜

法隆寺宝物館 八重桜

今年は週末ごとに春の嵐がやってきて、もう桜はすっかり散ったと勝手に思ってましたから、しみじみ嬉しい。

でもなぁ。
眺めてしみじみしたのは、先週金曜日。
翌日の土曜にはまだ春の嵐が吹き荒れて、八重桜もずいぶん散ってしまったかもねぇ…。

さくら、さくら。
今年も、美しい春をありがとう。

来年こそは、心置きなく、花芽の頃から咲いて散るまで。
何も気にせず、たっぷりと愛でて喜びをかみしめたく思います。

また来年、会いに来るね(*’▽’)。

◆今日は、2021年4月19日/旧暦3月8日/弥生丁酉の日/月齢7.0日
◆日の出5時04分 日の入18時17分/月の出9時39分 月の入–:–