数日前に大雨が来て、ちょっとはましかな?
…と思ったけれど、やはり日向は暑すぎなので、日陰を求めて、いつもと違うルートで外出&帰宅。
涼しげに風が通る路地を選んで、右折、左折と日差しをよけつつ曲がりつつ、遠回りして帰路。
細い道の突き当りに、偶然見えたのは、紅い花。
いつもは、この木の真下を、急ぎ足で通るもんで、ゆっくり見上げたのは10日ぶりぐらいかも?
とにかく、あの赤いのはもしや?
もう咲いたのかしら?まさか?
とやや急ぎ足で近づいて、なんかを蹴飛ばし、足元を見る。
こりゃ間違いなく、柘榴(ざくろ)の花。
しかも、蹴っ飛ばしたのは、咲いて、花弁が落ちて、木からも散った…花。
とうとう柘榴の花まで、咲き始めちゃったみたいですっ!
ちなみに、昨年ブログによれば、柘榴の花が盛んに咲いてたのは6月下旬。
山保呂師の花についで、柘榴の花も、かなりな前倒しです。
今年は、暑くなるのが早すぎて、植物だって勘違いするよねぇ~!
だからかどうか…。
つぼみ(ころっと丸いヤツ)と、花(この美しさから果実はなかなか想像できないと思う)と、花弁が散った花(柘榴の実を想像させるカタチ。これは大半が散ってヒトに蹴っ飛ばされたりする。一部枝に残って実になるみたい。)が、混然一体と固まっているトコがかなり多い。
毎年、花の頃から実がなるまで、何かと観察してるんですが、花が咲いて散る経緯そのもの…が固まっているトコが簡単に見つかるのは、もう咲いてからずいぶん時間がたったから…だと思うんですよねぇ。
柘榴の花は、鬼子母神さんを祀る寺の寺紋なもんで…。
柘榴の花が咲くと、ああそろそろ恐れ入谷の鬼子母神の朝顔市。
…と、連想するものですが、今年は、あまりにも早すぎ。
ああ、でもな。
近ごろの暑さって、そろそろ朝顔市(入谷鬼子母神/7月6・7・8日)とかほおずき市(浅草寺/7月9日・10日)の頃の感じですものねぇ。
このままゆくと、真夏は花が咲いてないかも?
いやまさかな…。
暑いのも耐えられないけど、花がない夏ってのは、さらに我慢ができないかもなぁ(←嫌いな夏でも、派手な夏の花や生い茂る植物が救いなのよ私)。
…と今から戦々恐々の…ああ、まだ6月上旬なのよねぇ。
◆今日は、2015年6月8日/旧暦4月22日/卯月乙卯の日
◆日の出4時25分 日の入18時55分/月の出23時16分 月の入9時53分