これから夏だってのに、もう秋の七草の心配で恐縮です。
がっ!
昨今のMYブームにて、あしげく通っている皇居東外苑二の丸庭園でのコト。
そこには、「秋の七草」コーナーがあって、まだ梅雨も明けてないっていうのに「撫子(なでしこ)」が咲いちゃったんでしかたありません。
撫子を発見したのは、実は6月上旬!
「咲いちゃったんで…」とか、さも、最近突然花開いたような物言いをしておりますが、実は、ひっそり咲きはじめたのは梅雨入りのころ。
まだこんな、すかすかな感じだったんで…。
このまま、8月の立秋あたりまで、花のころが続くのかなぁ…と思っておりました。
(というか、「皇居東御苑花だより 平成27年7月3日←10日ぐらいで更新されます」には、「7~10月淡紅紫色の可憐な花が咲きます。」とあるので、そのように期待したいものです。だって、撫子は、秋の七草ですもの…)
しかし、ひと月後はこんな感じ。
うーむ、より存在感が消えている?
いやいや、他の草も生えてきたから目立たなくなっただけで、よーく見ればつぼみも残ってるし…。
とか撫子にかわっていろいろ言い訳してみますが、やっぱり。
もたないかも…。
撫子は、秋まで咲いていない可能性も否めない花
「向島百花園」にも、秋の七草はそろっていて、昨年はそちらで秋の七草鑑賞。
しかし、撫子のみ影も形もなくて、花の名が書かれた木札のみがひっそりとあった。
聞けば、「ああ、うちでは、6月ごろなんですよねぇ」と。
そうなんだよなぁ。
撫子は、花の時期が初夏から秋とべらぼうに長いのはいいけれど、実は、植えた時期によって花の頃がずれるみたい。
ってコトで、いつも植物観察をするのにお世話なっている場所の撫子のころは以下。
・向島百花園⇒花の頃は6月ごろ
・小石川植物園⇒7月ごろ
そして、どちらもほかの秋の七草が咲き始める9月・10月には、撫子は終了。
おそらく、皇居東外苑の撫子もそうなんじゃあないかなぁ…。
というコトで、今年は早めにココに書いといちゃう次第。
花屋さんの撫子のころはホンキで長いかもね。
奇しくも梅雨の終わりに「秋の七草」観察を始めたってわけですが、昨年はどうだったかなぁ…と、過去のブログを垣間見れば(⇒秋の七草・撫子もみつけました!/9/21=旧8/28・乙未)、うーんなるほど。
庭に咲く撫子はあきらめて、花屋を探したみたいです(笑)。
で、皇居の庭を眺めた帰りに、花屋さんも眺めつつ帰路。
ああ、もうあるねぇ~!!
「河原なでしこ」の小さい鉢が500円。
秋の七草の撫子は、この「河原なでしこ」のことなんで、どんぴしゃりですが、まだちょっと高いかも?
撫子花屋バージョン(あるいは植木市バージョン)は、期間が長い。
しかも、秋になったら300円代になるはずなんで、今日は、見るだけで通り過ぎます。
…と、「秋の七草」鑑賞のはじまりなのに、どうも、ややしみったれた物言い?
ま、とにかく、秋の七草をすべて網羅する気なら、鑑賞期間は、遅くとも7月からスタートしないといけないかってコトですね。
うーん、今度は、植物愛でるにしては世知辛いか?
◆今日は、2015年7月4日/旧暦5月19日/皐月辛巳の日
◆日の出4時30分 日の入19時01分/月の出20時33分 月の入6時36分