盆踊りは、実は盂蘭盆会の一環。そろそろ、東京各地に櫓が目立ってまいりました!/7/17=旧6/2・甲午

考えてみれば、
東京のお盆って、夏休みに入る前に終わっちゃうんですね。

昨夜は、路地裏を巡れば、台風の気配の中で、ポツポツとですが、送り火に巡り合う…なんてこともあり。
今晩は、不忍池での灯篭流しもあるようです。
(…が、天気予報は雨。どうなるのかな…)

で、本来ならば、そのまま、ご先祖様をお送りする盆踊り…というのが一連の盂蘭盆会の行事。

盆踊りのみは、ちょっと日程を置いて夏休みから

その多くが町会の仕切りだし、子どもも参加できるようにと、8月上旬ぐらいまで若干後ろ倒しに開催されるのが通例みたいですね。
参加者がいないと始まりませんので、これは、しかたないですね。

で、盂蘭盆会の行事に連なって都合よく本日開催されるのは、実は稀。

でも、我がご近所(徒歩圏内..やや無理やり)の巣鴨駅前の南口ロータリーには、もう櫓ができておりました。

巣鴨の盆踊り

こちらの盆踊りはなんと、7月17日(金)~19日(日)みたい!
盂蘭盆会の行事の日程とぴったりですねっ!

どうもこの界隈では、この盆踊りを皮切りに、翌週には、マジご近所、日暮里の諏方神社の境内(7/25(土)26(日))

諏訪神社 盆踊り(昨年の写真です、まだ、ここまで出来上がっておりません)

翌々週には、とげぬき地蔵尊高岩寺境内(7/28(火)~8/1(土))。
そして、さらに、駒込富士神社の境内(たぶん8月上旬?)
盆踊り富士神社(これも昨年。こちらはまだ影も形もありません)

…と、けっこう長々盆踊り大会が続くみたい。

って、全部、櫓の写真のみで恐縮です。

個人的には、盆踊りをやっていない時のこの櫓の造形が好きなもんでして…(笑)。
提灯のデザインがそれぞれ違ってたりするのも面白いでしょ?

エリアを広げても、盆踊の日程は、同様に遅いみたい

実際、東京とその近郊では、盆が終わって学校の夏休みが始まると盆踊りシーズンみたいです。
(詳しくはこちら⇒レッツエンジョイ東京/東京・神奈川・千葉・埼玉の盆踊り

夏休み突入とともに、あちらの境内、次は、こちらの商店街で…と少しずつ日程がずれて、けっきょく夏じゅうどこかで盆踊りが行われる。

となれば、ご先祖さま…。
なあんか、あの世に帰らずに、まだ俗世に残ってそうだなぁ。

◆盆踊りのルーツなどはこちらにまとめました。⇒今、夏イベント、昔、盂蘭盆会行事。盆踊りは、かつて今宵、十六夜の行事でした。

◆今日は、2015年7月17日/旧暦6月2日/水無月甲午の日
◆日の出4時37分 日の入18時56分/月の出5時39分 月の入19時27分